司法書士試験の成績通知書が届きました。 覚悟していた以上の記述式の点数の低さに、愕然。 去年の
半分以下。 基準点(140点満点中70点以上)にも届かず「足切り」対象で、仮に択一が満点でも、不合格
でした。 択一も、去年より若干低かったし・・・。 記述には、例年以上に力を入れていたつもりだった
のに、まだ足りなかったのか? 解っていたことながら、凹んでおります。
◯ 全力少年
♪「・・積み上げたものぶっ壊して 身につけたもの取っ払って 幾重に重なり合う描いた夢への放物線
紛れもなく僕らはずっと全力少年なんだ セカイを開くのは 僕だ・・」 (スキマスイッチ 2005)
「全力投球」とか「全力疾走」とかをしなくなってから、もとい、出来なくなってから、随分と経つ気が
します。 若い頃から「段取りの富太郎」を自認し、締切にはそれなりのものを用意できるように、過ごし
てきましたが、その分、「突発」的なことには弱く、まったく爆発力なし。 徹夜などもっての外。 すぐ
にギブアップするので、「富太郎は一生懸命やらない。」とのご批判を受けたことも、たびたび。 でも、
そう批判するひとに限って、普段は誰よりもこき使うんだよなぁ。 って、今更グチってもしょうがない
けれど、段々と歳を取るにつれて、「ペース配分」とか「明日のこと」とかを考えて、「全力」とは無縁に
なっていきました。 更には、いつからか、「全力」など出そうとすれば、それだけで、体のどこかが痛み
ダメージが残るどころが、一生消えないのではないかと、心配になるから、初めから諦めているわけで。
最近は、死にそうになりながらランニングをしているお父さんを「偉いなぁ!」と思って見ています。
こちとら、自慢じゃないが、横断歩道を渡っている時に、曲がってきた車があれば、早く通してあげようと
2、3歩走っただけで、腰が「ウッ!」ってなりますもん。 『少年よ (少女も)、出せるときに全力を
出しておけよ。 人生はあっという間だぜ。』 まったくの、余計なお世話なのだけれど・・・。
◯ やる気スイッチ
塾のCМで、「君のやる気スイッチ、どこにある?」とかつてやっていましたが、これはOff状態をOn
にしてみせますよ。」ということが言いたかったのでしょうが、今回届いた成績通知書を見たら、試験が
終わった時に点灯した「やる気スイッチ」が、『バチッ』っとOffになりました。 見なきゃよかった。
とはいえ大枚をはたき、ここまで酷暑にも負けず受講ペースをなんとか、かんとか守ってきたのに、ここ
で凹んで机に向かわないと、あっという間に後れを取り、ただでさえ爆発力はないのだから、ブレーキどこ
ろか途中棄権の可能性も・・・。 でも、やる気はしないし、という事で「緊急避難」で、とにかく机に
向かってテキストを開く。 でもすぐに机とテキストから逃げたくなるから、気を紛らわせるために、
音を消したプライムビデオの映画をつけておくことに。 集中とか、記憶定着とかは諦めて、机に向かう
習慣だけは何とかしようとのBGM(МusicではなくМovie)作戦。 これまでサイレントで流した
のは、「からかい上手の高木さん(主演 永野芽衣・高橋文哉)」「レジェンド&バタフライ(主演 木村
拓哉・綾瀬はるか)」「ゆきてかへらぬ(主演 広瀬すず・岡田将生)」。 セリフはまったく聞こえない
し、ときどき顔をあげて画面を見るだけなのだけれど、知った顔が映っていると、気は紛れます。
♪「 だけど・・・こころなんて お天気で変わるのさ・・・」(六本木心中 アンルイス)
あぁあ、何か、心が浮き立つことが起きないかなぁ。 CS、日本シリーズの阿部巨人快進撃とか、
駅伝シーズンで、何十年ぶりかの中大優勝とか・・・。 そしたら、やる気スイッチOn間違いなし。
◯ スイッチヒッター
メジャーでは、オオタニさんのドジャースが快進撃中。 オオタニさんの二刀流は他に活躍している人は
いないようですが、左右両打のスイッチヒッターはゴロゴロいるようです。 一方、日本のプロ野球界では
最近はあまりスイッチヒッターは話題になりません。(もっとも、富太郎自身が名前を聞いても、どんな
選手か思い浮かばない人のほうが多くなってしまったのではありますが。) かつては、赤い手袋の柴田勲
を筆頭に、高橋慶彦、正田耕三、平野謙、松永浩美、松井稼頭央、西岡剛、屋敷要等々、首位打者だったり
メジャーリーガーになったりと、一流選手の中にもスイッチヒッターがいました。 俊足の選手が多かった
ような。 ひと昔前は、何キロ出そうが、ピッチングマシンで対応可能なので、生身のピッチャーよりも
打者が有利な時代と言われた時期もありましたが、最近は投手優勢で、今年は3割打者は数人に。 ただで
さえ打てないのに、左右両打では対応が余計に難しいのかもしれません。 メジャーは、まだ力勝負?
そういえば、最近はアンダーハンドの好投手もほとんど聞きません。 だから、無理に左打ちをマスター
する需要が減っているのかも。 左対左とか、左対右とかも(テレビ中継では対戦成績が出ることあり。)
あまり言われなくなっているようです。 ここのところ連日、野球選手の引退や自由契約の報道が目に
つきますが、苦しんでいる選手は、両打ちに「変えてみる」ことで何か見えてくるかもしれませんよね。
「メジャーリーグ」という映画で、俊足の選手がとにかくゴロを打つ練習をさせられて、フライを打った
ら腕立て伏せというシーンがありました。 富太郎も問題を間違えたら腕立て伏せをしてみますか?
巨人阿部監督と売り出し中のリチャード選手との
会話。 阿部『継続は?』、リチャ『力になる』
阿部『違う。疲れるけど、ためになる だろ。』
というやり取りが気に入っている 富太郎
(リチャード選手は『継続』が苦手で、ダイエットも
野球も、3日おきにやり方を変えていたそうです。
意識改革の必要性を感じていたところにトレードで
巨人に来て、亀井コーチから「毎日同じ練習を
やることが大事。』と促されて、振りを繰り返し
ているそうです。「3日坊主では終われない。」と。
富太郎も、負けてらんねぇ。粘りますよ!)

フォト/我が家のトイレのスイッチ
築25年以上たって、我が家で一番最初に、接触が
悪くなって交換したのが、トイレのスイッチでした。
やはり、使用頻度が一番高いのは、トイレのスイッチ
という事なのでしょうか。 お世話になっています。
交換は、近所の電器屋さんにお願いしましたが、
(量販店では、やってくれないでしょう。)
「このマンションで、何軒もやっていますので。」
と、慣れたものでした。
『何処も同じ、秋の夕暮れ』