富太郎の日常

バックナンバー

2025年08月29日
富太郎の日常 253 『 そういうふうにできている 』
2025年08月22日
富太郎の日常 番外編 『 臨時休稿 』
2025年08月12日
富太郎の日常 252 『 モヤモヤ 富太郎 too 』
2025年08月08日
富太郎の日常251『私の東京百景15「国分寺」』
2025年08月01日
富太郎の日常 250 『 時はめぐり・・・ 』
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前職では、お客様のHPやブログを仕事(融資審査の一環)として、拝見する機会が多々ありました。

見せていただくことにより、お客さまの事業の内容や経営者の方の人柄がよく把握できました。

お金をかけた立派なもの、手作り感満載の非常にシンプルなもの、何年も更新していないもの等々。

そんな中に、先代(現在の代表者のお父さま)がブログ+写真を載せているHPがありました。

何か記事ひとつひとつに先代の日々の喜びがにじみ出ていたんです。

(あまり企業内容には触れられていませんでしたが・・・)

「よし、これは退職したらブログをやるしかない。うん。」と思った次第です。

そして、ここに晴れてブログをはじめます。

   「お楽しみは、これからだ ! 」     リアル富太郎

 

 

コラム一覧

富太郎の日常 253 『 そういうふうにできている 』

 「富太郎の日常」再開です。 今回は、前回パソコンのキーボードが壊れたところからの続きです。

 キーボード復活の見込みなし。 ウインドウズ10のサポート終了が近い。 等々より、奥と立川の

量販店Bに出向き、いそいそとパソコン売り場へ。

 ◯ パソコン

 まず「キーボード」が壊れた旨伝えたところ、店員さんは『外付けキーボード』で対応可との回答。

なるほどと思いつつ、ウインドウズの件もあり買い替えたいと思うが、(富太郎が個人で使っているパソ

コン[ウインドウズ10]と)2台買ったら安くなるかと聞いたが、全てが値上がりしており『無理』と即

答される。おまけの話しも一切なし。 機能はだいぶ落ちるが、値段はほぼ半分の他社製品を勧められる。

(「こいつら、金ないな」と思われたか? 当たっているのだけれど・・・。) メーカーの『キャッシュ

バックキャンペーン』が頭から離れず、従来から使っているN社の製品を1台だけ購入。 後で調べたら、

「ウインドウズ11」のソフトって、1万円くらいで買えるのですね。 (先に調べとけよぉ~!)

 ◯ ウイルス・ソフト

 同時購入で安く買えると思っていた「ウイルス・ソフト」。 店内に所狭しと貼られているのは『ノー

◯◯(黄色い箱)』。 一方、今、富太郎が使っているのは『ウイルス◯◯(赤い箱)』で、しかも今年

事前購入サービス付きで3年後の12月まで期限あり。 という事を店員さんに話したら、『もったいない

から、今のパソコンのを新しいのに移した方がいいですよ。』と進める気配なし。 そうだよなぁと思い

つつ、うまく出来なかったら(不器用ですから)、その時はインターネットで買うかと、そのままに。

 家に帰って、パソコンを立ち上げると、なんと、赤い箱のソフトが入っているではないですか・・・。

「ラッキー!」と思っていたら、2、3日後に『90日間のお試し版』であることが表示される。 まっ

「そりゃそうだっ。」 90日間に考えることにして、とりあえず、そのままに。

 ◯ キャッシュバック・キャンペーン

 夫婦で『お得』に弱いので、まずはさておき、キャンペーンへの応募の手配。 パンフによれば、

パソコン購入で1万円。 従来からの登録会員ならプラス5,000円。 従来からN社製を使っているので、

会員登録しているはずなのだが、会員番号等が見つからず。 色々試してみたがログインできず・・・。

 泣く泣く、新規登録をしようとしても、スマホに送られてくるリンク先に入れず。 いくつかのメール

番号を入力するうちに、「この番号は登録済みです。」の表示が。 「よっしゃ、キター!」で無事に会員

サイトにログインし、応募に成功。 勉強時間が削られたことには、目をつぶる。

 ◯ HPソフト

 さて、いよいよ旧パソから新パソに「お引越し」をしようと思ったら、『ファイル』はできるけど、『ソ

フト』は不可と。 ガーン! で、今のソフトは複数回ダウンロードできるはずと確認したら、購入から

3年以内ですって。 ガーン! 確か、サーバーのバックアップを取り込めるはずだけれど、新パソに

ソフトが入っていないとなぁ・・・。 と思っているところへソフト会社から「新製品発売。旧製品は来年

6月にサポート終了。今なら9%引き」のメールが。 さらに別メールで「しばらく購入のないお客様に、

20%割引券贈呈」の追い打ち。 で、割引後の値段が、キャッシュバックの金額とほぼトントン。

 とりあえず、2台目のパソコンの「11のソフト」より、こちらを優先し、ポチッと購入。即インスト。

 が、新しいソフトに、サイトのバックアップが取り込めず。 散々作業をして、改めてQ&Aを見たら

小さな字で(富太郎の使っている「SP」というソフトでは)使用できませんと。 もう一つのソフト「ク

ラシック」では出来るはずなのだけれど、もう、説明書を詳しくよむ気力がなく、ギブアップ。

 かつて、キムタクが「自分は説明書を読まない派」とラジオで言っていて、派としては富太郎と一緒なの

だけれど、彼我の違いは、キムタクは読まなくてもできるけれど、富太郎はできない(多分、読んでもでき

ない)。この差は大きい。 昭和の時代、おじさん方が(主に麻雀の時に)よく言っていた、『勘の悪さよ

◯の臭さ』という言葉が思い出されます。 なんと品のない・・・。

 で、今どうしているかと言えば「外付けキーボード」をネット購入し、入力しています。チャンチャン。

 以上、メーカーさんからしたら「それは、違う!」とお叱りを受ける部分が多々あるかもしれませんが、

これが、この1週間のリアル『富太郎の日常』でした。

 何時かは購入が必要だったとはいえ、今回のバタバタの出費については、『金は天下の回りもの、烏天狗

は変わり者』ということで、奥には目をつぶってもらうことに。 烏天狗=富太郎ではありません。

 おっと、まだ量販店Bの「決算目玉企画 最大全額ポイントバック!!」抽選のチャンスがある。

もっとも、夫婦でくじ運は滅法悪いのですが・・・。 残念。


 やっぱり自分は「みみっちい」のかと、今回の件で

 思いを強くした      富太郎

(ふと、「みみっちい」の語源って何だろうと思って

 奥に聞いたけれど「使ったことはあるけれど、語源は

 解からないなぁ。『OKグーグル(奥は今でもこう

 呼ぶ)』に聞いてみたら?」とのこと。 聞いたけど

 『ミミズのようにチマチマした様子が、お金を出し惜

 しみすることにつながった。」 ミミズねぇ。

 他を調べても「微々が"みみ"になった」「端っこを

 意味する"耳"から」「もともとは"女々"しい」等々。

 「語源はよくわからない」が個人的には正解かと。)


 フォト/急遽購入した「外付けキーボード」

 アマゾン人気No1商品、税込み 980円

 説明書の類は一切入っておらず、接続したら

 すぐに使えた、まさに、富太郎のためにある

 ような一品。 「ありがた山の 寒鴉」です。





2025年08月29日

富太郎の日常 番外編 『 臨時休稿 』

 『なんと言うこと!』  パソコンのキーボードの A・S・D・F・J・K ・Lのキーが入力不能に😢

インターネットでいろいろと調べてみたものの、復旧の目途が立ちません(更に悪化の一途驀進中!!)。

 何とかここまで、タッチキーボードも使って一文字ずつ入力しましたが、あまりにも非効率なので、

今回は「夏休み」とさせていただきます。

 回復次第、再開する予定です。  (夏が終わらないと、いいのだけれど・・・)



 恥ずかしながら、「ひらがな」ツーフィンガー

 入力の       富太郎

(ブラインドタッチにも、何度か挑戦したの

 ですが、身に付かず。「地道に」が、苦手。)

 

 フォト/永年お世話になっているパソコンの

 キーボード。

 見た目には、何も変わりは無いけれど・・・。



  蛇 足

 先日、択一の「基準点」の発表があり、

 午前、午後ともに、ギリギリでクリア。

「あ~ぁ、午後の記述が出来ていればなぁ!」

 と、今年も思っています(合格発表は10月)。




2025年08月22日

富太郎の日常 252 『 モヤモヤ 富太郎 too 』

 せっかくスポーツの8月を満喫していたのに、広陵高校の出場辞退で、冷水を浴びせられたよう。 某朝

の情報番組のコメンテーターが、「何かモヤモヤします。」と言っていたけれど、富太郎 も まったく

同じ気分。 甲子園が始まるタイミングでの投稿。地区予選で負けていたら、どうだったのか? いじめや

暴力が悪いのは、小学生でも判る訳で。 転校する前に、何とかならなかったのか。 自分がどこの誰かを

曝したうえでの発信は自分に返るリスクも考えられるし。 一方、自分は隠れたまま、火の粉が来そうにな

ると、削除するような輩もいるよなぁ。 亡くなった女子プロレスラーや、兵庫県の職員、県会議員の方等

なぜ同じ事が繰り返されるのでしょうか?  いかんいかん、モヤモヤがイライラになってきた。 

 ◯ モヤ1 『他人に厳しく、自分に甘く』

 そうです。私です。 かなりの人もそうでしょう。 でも、禁じられている「カップ麺」を食べただけで

4人もの上級生が(別々に)手を出すというのが、どうも釈然としません。 「カップ麺」を食べたのは、

1人だけなのか? 本当に「カップ麺」を食べただけなのか? 富太郎の好きな高校野球マンガの『ザワ

さん』に、部のルールを破って清涼飲料水を飲んでいるのを見つかって、連帯責任でみんながグランドに

正座をさせられて老監督に説教を受けている裏で、コーチたちが『今時、清涼飲料水を飲んじゃいけないと

いうルールもどうかと思うけど、何も人目につく駅前のコンビニで飲むことはないのになぁ。ちったぁ考え

ろよ。』という場面が出てきます。 今なら、連帯責任、グランドで正座はアウトなんでしょうね。そんな

に古いマンガではないのだけれど・・・。 ルールを破る部員(生徒)に対して、効果的な指導法はある?

 富太郎が大学生の頃の夏休みに、NHKの「銀河テレビ小説」で『夏草の輝き』という高校野球を扱った

ドラマをやっていました。 無名の公立高校が相手校のアクシデント(食中毒だったか?)で、甲子園の

初出場を決めたものの、お金集めに苦労したり、(当時は野球部員以外でも不祥事があると出場辞退だった

ので)他校の不良が「この学校の生徒は手を出してこないだろう」と追いかけまわしたり。あぶない場面で

大勢の生徒が集まって来て取り囲んで、不良を追っ払うという、ちょっとご都合主義な感じもしましたが。

脚本は山田太一さん。 主題歌は矢野顕子さん。♪「・・すったもんだ もめたもんだ・・」が印象的。

 ◯ モヤ2 『正義は我にあり!』 って本当か?

 何かあると、ここぞとばかりに叩きまくるネットの投稿や、知識人(自称含む)・タレントのコメントを

見るにつけ、『あんぱん』の戦時中の場面にも出てきた、「国防婦人会』のお母さん方を思い起こします。

社会の要請に答えて、「自分は正しい事をやっている」と信じて何の疑いもなく行動していました。で、異

分子を追い詰めていく。 今回で言えば「出場辞退」という結果に投稿者たちは満足なのでしょうか。それ

が『あるべき姿』であると。 それって、みんなの嫌いな『かかわっていない子も含めた連帯責任』を求め

ていることになりませんか。 「他の暴力事件」や「いじめ」があるから「辞退した」というのも、そうか

もしれないし、そうじゃないかもしれない。 でも、学校に「爆破予告」が来たとか、生徒が付け回され

たり、暴言をはかれたりして、危険を感じたからというのは、少なくとも本当でしょう。 加害した生徒だ

と個人の名前や顔写真を曝すのは、暴力ではないのか? そのうち、被害者の生徒の名前や顔写真を曝す

ような奴も出てくるんじゃないのか? 『黙っててやるから、金を出せ。』なんて学校を脅す奴も。

 AI技術がとんでもなく発達しているというのなら、投稿内容を精査して『この投稿は、犯罪になる可能

性がありますよ。』『削除できなくなりますよ。』『情報公開の対象になりますがいいですか?』等の警告

表示ができるようにしてほしいものです。 略式起訴で、罰金を払えば名前も公表されないなんていうので

はなく、新聞に謝罪広告文を出させるくらいの制裁があってもいい思うんだけどなぁ。 

 割と定期的に、スポーツ欄に小さな記事で、不祥事で対外試合を禁止された学校や、活動を禁止された

指導者や顧問の肩書が出ています。 今回の件で「公表の基準」というのがあると高野連は発表していまし

たが、みんなOUTにしたら、出場できない学校が多すぎて、大会が成り立たなくなったりして。 ただで

さえ、少子化だし、野球人口が減って、連合チームがやけに目につくようになってきているのに・・・。

 ◯ モヤ3 『匿名』

 1か月くらい前、富太郎の好きな駅伝応援サイトに、K(フルネーム)名で『選手、監督コーチに対する

批判(的なコメント)、シロウトのほうが見ていて解ることもある。』的な書き込みがありました。 時々

独善的な書き込みもあるのですが、「名前を記入して、よくこんな事書くな。」と思っていたら、見かねた

のか、匿名で「選手もスタッフも一生懸命やっているのだから、応援しましょうよ。」的な反論を、非常に

気を使った文章で書き込んだ人に『私は19◯◯年、◯学部◯学科卒業のK(フルネーム)である。自分の

文章に責任を持つためフルネームを載せている。匿名で人を批判するのは失礼である。』と怒りの再反論。

「おい、おい。大丈夫か、このオヤジ。」とあきれていたら、冷静に「個人情報をネットに晒すのはリスク

が大きいことを認識した方がいいですよ。」と匿名で別の書き込み。「こんな奴、相手にするな。」とか、

「こういう書き込みは、気分が悪くなる。」との身もふたもない攻撃的書き込みも。 もちろん『匿名』。

 やっぱり匿名社会なのだなと思いつつ、気になってKさんを検索してしまった私。 出身高校、大学、

就職先、最終役職、退職後仕事関係まで、顔写真も含めて、ある意味気持ちが悪いほど分かってしまいまし

た。 まあ、本を出されているというのもあますが。 もし、この一連のやり取りが、Kさんが自分の本を

売るための仕掛けだとしたら、色々な意味で「80代のマーケティング力、恐るべし。」です。違うか!?

 広陵高校の件で、開星高校の野々村監督(過去に、選抜で21世紀枠の学校に負けて『末代までの恥』と

言って物議)が、『陰から言うのは卑怯。名を名乗れ。』と。 「出た、出た。昭和のオヤジ!」 と思い

つつ、『富太郎too』かもしせれません。 以上、何時にも増して、超個人的な思いした。


 匿名で他人を攻撃する輩に腹をたてていながら、

 タイムリーエラーをしたセカンドに『何やっとん

 じゃ、ボケ!!』とテレビの画面越しに罵声を

 浴びせる自分に「自己嫌悪」の  富太郎

(9回ツーアウトでエラーをして追いつかれて、

 延長で負けてしまった君、5点リードの残り

 4分でファールをして2分間退場で追いつかれ、

 延長で負けてしまった君、『ドンマイ、ドンマイ。

 僕もそうだったよ。』って、何の小芝居だっ!

 それにしても、インハイTVの決勝で、片方の

 チームの特定の選手ばかり取り上げた、解説兼

 アナウンサーに、イラ!イラ!イラ!)


 フォト/8月7日、丑三つ時のちょっと前に、

 トイレに起きて、水を飲んだ時に、外を見たら

 月がやけに黄色かったので撮った一枚。

 何で月がこんなに黄色いかとインターネットで

 調べたけれど「太陽光線が・・・」よくわからず、

 石原裕次郎の歌に「黄色い月」というのがある

 ようだけど、まったく知らず。

 最近何だか、心がトゲトゲし過ぎているようなので

 空からの『イエロー・カード』だと反省する

 ことにしました。




2025年08月12日

富太郎の日常251『私の東京百景15「国分寺」』

 モヤさま2で、田中瞳アナが卒業して、後任は新人の齋藤陽アナ。 慶応卒で、高校時代に1年間アメリ

カに留学? 三村さんがムムム顔になってしまいそうな経歴で、富太郎もムムム。 と思っていたら、新顔

恒例の初回「北新宿」を終え、2回目が何故か「国分寺」駅の南口でスタート。 いきなり齋藤アナが、

「私、ここの早稲田ゼミナールに通っていました。地元なんです。」発言。三村さん「慶応なのに、早稲田

ゼミナール?」 おい、おい、国分寺の出身? ちょっと見る目が変わります。 でも、山形の出身だから

「虫も蛙も触れます。」って言っていたよな。 さらに番組が進むと「ここの通りを毎日チャリ通してま 

した。自宅からはチャリ電チャリでした。」 と、電信柱に『新町』の表示。 てことは、国分寺高校?

 個人情報だから、あまり言ってはいけないのだけれど、あれだけヒントを出せば、答えを教えているのも

一緒なわけで。 そもそも、国分寺市内には「国分寺高校」と甲子園でお馴染みの「早稲田実業」しか

高校はありません。(清野菜名さんの卒業した「日本芸術高等学園」もありますが、専修学校。しかも西国分

寺駅徒歩4分。チャリ不要。) なぁんか、親近感、勝手に増し増し。 国分寺高校は(富太郎の自宅から

1㎞圏内に高校が4校あるので)5番目か6番目に近い高校になります。 行ったことはないけれど・・・。

 実は、「国分寺」を取り上げるのは2回目で、前回、富太郎の日常175『私の東京百景11 東京のへそ』

で取り上げた公園(富士本90度公園)の少し先の新町に、国分寺高校はあります。 国立駅北口徒歩25分!

 ◯ 早稲田実業 (早実)  国分寺駅北口徒歩2分

 早実が100周年を機に新宿区から移転してきたのが、2001年。 ハンカチ王子で甲子園で優勝したのが、

2006年なので、その時にはもう国分寺の学校だったのですね。 学生、サラリーマン時代にずっと使ってい

た中央線で、新宿東京方面(上り)で、国分寺駅を発車すると程なく新日鉄のグランンドが左側の土手の上に

見えていたのですが、その跡地に早実は開校しました(武蔵関の早実グランドと交換したとの噂あり)。

 実はこの場所は、70年前の1955年に、東大の糸川英夫教授がペンシルロケットの水平発射実験を初めて

行った場所で、『日本宇宙開発の幕開け』はここからと言われているようです。 なぜ、この場所なのか?

戦前この場所には中央工業という陸軍の銃器や機関砲を製造していた会社の南部工場があって(創業者が

南部さんで、陸軍南部式拳銃の開発者)、その廃工場の銃器試射用ピットが使われたんだそうです。

 中央線でもう少し行った右側にある東京経済大学も、戦前は中央工業の敷地でした。

 ◯ 東京経済大学 (東経大)  国分寺駅南口徒歩12分

 中央線から見ると、今は敷地一杯に校舎が建っていますが、富太郎が小学生の頃は、広い校庭があって

市内の少年野球大会の会場になっていました。 転校してきたカノウ君が、前は小金井リトルでピッチャー

をやっていて、新設校で初出場であった富太郎のいたチームは快進撃。 最終日は準決勝と決勝の2試合

あるという事で、準決勝に富太郎が先発したらボコボコに打たれて、コールド負け。まあ、ありがちです。

 東経大出身の(唯一の?)プロ野球選手が、その昔阪神のエースとして活躍した藪恵一投手。読売テレビで

当時ズームイン朝の「プロ野球入れ込み情報」を担当していた女性アナは、「藪さま」と言っていました。

 審査のインストラクターとして出張した先で、懇親会をやってもらったときに、参加してくれたパートさ

んが東経大の卒業生とのことだったので、「阪神の藪さまを知っているか」聞いたら、『知らないが、主人

が、阪神ファンなので聞いてみる。』との回答。次に会ったとき嬉しそうに『主人、藪さん知っていました

』と報告があったので、「藪さんではありません。藪さまです。」と訂正しておきました。なんと鬱陶しい

奴と思われたことでしょう。 ちなみに、東経大の卒業生には、『夜空ノムコウ』のスガシカオさんや、

たんぽぽの川村さん等がいます。

 ◯ ジャズ喫茶「ピーターキャット」 国分寺駅南口徒歩3分 トミービルB1(南町2丁目) 

 この喫茶店は、スガシカオさんの大好きな 村上春樹 さんが1970年代に経営していました。 奥さまと

一緒に開店したのは、まだ早稲田の学生だった1974年(長嶋さんが引退した年)で、1977年に千駄ヶ谷に

移転しました。 その期間は国分寺に住んでいて、最初に住んだのは、中央線で国分寺から国立立川方面

(下り)で並行して走ってた 西武国分寺線 がグイーンと右(北)に向かって曲がっていく中央線と西武線に挟ま

れた三角地に建った建物だとか(住所で言うと西恋ヶ窪1丁目)。 ただ、というか、やっぱりというか電車

の音があまりにもうるさくて、中央線の南側、野川沿いの メゾンけやき(泉1丁目)に引っ越されたそう。

 村上さんはエッセイに『僕はすごく引っ越しが好きである。』と書いていますので、躊躇はなかったので

しょう。まあ、距離にすると2、300mのようですが。 村上さんが国分寺でお店をやってた頃、富太郎

も毎日中央線を使って、国分寺を通っていたので、もしかしたら天下の 村上春樹 とすれ違っていたかと

思うとちょっと嬉しい、ミーハーな私。 今年こそノーベル文学賞を、ぜひ受賞してほしいものです。 

 話をスガシカオさんに戻すと、村上さんも『スガさんの歌詞が好き。』とおっしゃっていて、『アフター

ダーク』という作品のコンビニのシーンには、スガさんの『バクダン・ジュース』が流れている描写が出て

きます。 ご本人たちに認識があるかはわかりませんが、きっと『国分寺』つながりによるものではないか

と、例によって勝手に想像しています。  ♪「・・武蔵のここに 国分寺 我らは・・・」


 勉強の合間(?)に、インハイ(ハンド)TVだ、

 高校野球だ、プロ野球だ、と8月を満喫している

 富太郎  それにしても暑い・・40℃だぁ!?

  残暑 お見舞い 申しあげます

(甲子園の開会式が夕方になったり、41回目の

 出場の北海高校ユニホームが、帽子アンダーシャツ

 等が黒基調から、白基調に変わったり(やはり

 伝統校の県立岐阜商や、広陵高校もここ何年かで

 黒基調から白基調に変わった、はず。)。

 選手宣誓にも盛り込まれていましたが、時代や

 環境の変化に対応していろいろと変わっていくから

 こその「継続」なのだなぁとつくづくと感じる

 今日、この頃です。いよいよセリーグもDH制かぁ。

 それにしても、新興チームの斬新なユニホームを

 『品がない』と感じるのは、昭和のオヤジだから?

 あくまでも、あくまでも個人としての感想です。)


 フォト/ 『村上朝日堂』 新潮文庫

      著者 村上春樹 安西水丸

 1984年に発表された村上春樹さんの最初のエッセイ。

 78頁の『国分寺の巻』で、国分寺への引っ越し、

 ジャズ喫茶開店の経緯が、書かれています。

 昭和49年当時、500万円あれば、国分寺で開業

 できたこと。 『でも今ではそうはいかない。

 国分寺や国立あたりでも土地の値段がずいぶん

 あがってしまったし・・・最低2000万円くらい

 必要なのではないだろうか。・・・』

  値段はともかく、「国立」を認識してもらえていた

 ことが、なんとも嬉しく感じられます。

 あの、村上春樹だよぉ。




2025年08月08日

富太郎の日常 250 『 時はめぐり・・・ 』

 『最後から2番目の恋』を読み終わったら、気になって、結局『続・最後から2番目の恋』も買って読ん

でいます。 『続』がテレビ放映されたのが2014年の4-6月期なので、もう11年前。初回の放送から

約2年後でした。その時のキャッチコピーは「相変わらずの日々」。テレビの賞を取った時のキョンキョン

のコメントが『和平さんと千明さんの毎日は、ずっと続いていたのです。』誰でも毎日は続くけれど、同じ

出演者で11年後をまたやるというのは凄いよなぁ。小学生役であった子役の女の子が、すっかりと大人の

俳優さんになって ♪「・・時はめぐり また夏が来て あの日と同じ 通りの角・・」 とはいえ、この

連作のドラマが始まった時、もう「司法書士試験」の勉強をしていたとは、自分で驚くやら、呆れるやら。

 所謂ひとつの『相変わらずの日々』です。

 ◯ 大明神

 参院選特番を挿んで、気になっていた『べらぼう』の佐野政言の刃傷沙汰と切腹。 と、思ったら庶民か

ら「佐野大明神」「世直し大明神」と祭り上げられる展開に(裏で「悪」が糸を引いているようですが)。

 佐野というと年末年始だけテレビCMが流れる『佐野厄除け大師』(♪「福よこいこい 福よこい」は

日光山輪王寺で、別のお寺さんです。)。栃木県佐野市にあって、かつては下野国佐野藩。佐野新吉という

藩主の方が、今の場所に移されたそうです。 ム、ム。同じ佐野姓。 佐野政言と縁ありか?とも思ったの

ですが、政言さんは上野国甘楽郡の旗本の出。違うか。 ただ、さらに遡ると下野国と上野国はひとつの

国だった時代もあるようなので、どこかで繋がりがないとも言い切れません。

 同じく『べらぼう』で田沼意次の側近「三浦庄司」役を演じているのが 原田泰造 さん。 原田さんは

かつて(前にも書いたような気がしますが)「おネプ!」という番組で 原田大明神 として『祈願成就!

出張ネプ投げ』というコーナーで、巴投げを披露していました。 スカートの女の子を巴投げしてBPO

(放送倫理・番組向上機構)で問題にされたりして。そんな原田大明神が、大河!? いい味出してんだ。

 ◯ ハモ・ネプ

 原田泰造さん所属のネプチューン司会の『青春アカペラ

全国ハモネプリーグ(略称ハモネプ)』が放映されました。 

正直、爺の耳にはハモリが雑音にしか聞こえなかったのだ

けれど(失礼)、周りの大人たちに、感動。 昔の映像が

映ると、ネプチューンのメンバーの若いこと。 あと、

高田商業(奈良/14年ぶり2回目の出場)のアカペラ部

顧問の中島先生(数学担当)が、18年前(2007年)に

大学4年生で、当時の『第4回全国ハモネプリーグ』に

出演していて、その映像を見たときに、時間がワープしま

したよ。 歌った現役高校生たちが生まれた頃だよなぁ。

 まさに『毎日はずっと続いていた』のですねえ。

 やはり出場していた和光高校(東京)は、ハマ・オカモト

さんの母校として紹介されていましたが、ハマさんの

お父さん、浜田雅功さんは「浜田大明神」として、

スポーツ界では、深く信仰(?)の対象になっています。

 ◯ ドッポたち

 右は、読売新聞7月24日木曜日の夕刊に載っていた4コマ

マンガのスクラップ。 何作目が書いていないので解かりま

せんが、週に一回もう長いこと続いている気がします。

 ドッポというのは、転校してきた恐竜の子(国木田独歩から

の命名らしい。)で、今回登場しているのはクラスメイトの

みきお と、そのおじいちゃん。性格は「くよくよしやすい」

のに、「ぼーっとしている」ような、チャーリーブラウン的。

「ニシニシ」という言うことを聞かない犬も飼っている。

 話はシュールな会話が多く、哲学的なところもピーナッツ

ファン好み。 作者の小泉さんは1953年生まれで、まさに

ドンピシャの世代と思われます。

 今回のネタ、アインシュタインの「相対性理論」?って

判らないので調べたら『時間と空間が観測者の運動状態に

よって変化するとの概念(特殊相対性理論)』わっかんねぇ。

 ただ、勉強している時間は気が遠くなるほど進まないのに、

休憩中はあっという間に時間が過ぎるというのは、日々実感。


 週に4日ほどのウォーキングで、ちゃんと帽子をかぶって

 いるのに(寝ぐせ隠しとハゲ隠し)、顔が赤黒テカテカに

 日焼けした    富太郎

(えっ、日焼け止めって翌年には効かないの? 言ってよぉ!

 という訳で、あわてて『NIVEA MEN UV 

 PROTECTOR』を購入。 たっぷり白塗りで歩いている

 けれど、時すでに遅しかも。 けっしてゴルフ焼けでは

 ありません。)


 フォト/ウォーキング中に、大学通りに面したお宅の塀で

 羽化の真っ最中だった”せみ”

 何ぜみかは解かりませんが、せみの一生は幼虫時は、地下

 で3~5年。成虫になって地上で2~3週間だそうです。

 みきおのおじいちゃんの言うように『せみの感じる時間は

 人間とは違うのだろうな』などと思っていたら、先日の

 新聞の投書欄に人生の先輩(83歳女性)の投稿が。 (抜粋)

 『木の枝に、羽化したばかりのセミを見つけた。 そこへ

 お父さんと5歳ぐらいの男の子が通りかかった。その子は

 セミの抜け殻を持っていた。 男の子はセミを見つけ、

 「あれがほしい」と父にせがんだ。 お父さんは「あれは

 いかん。生きてるやろ。セミの命は短いんやから自由に

 させてやれや。」と諭していた。 男の子は諦めずに

 半泣きになったが、お父さんは動じなかった。』

  世の中、「なんだかなぁ」と思う事が多いけれど、

 「まだまだ捨てたもんじゃない」と思わせてくれました。

 それにしても、83歳の文章力、恐るべし。


 蛇足: 富太郎は虫を触れないので、

 「せみさんに、自由に生きてもらう」一択です。




2025年08月01日
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