富太郎の日常30 『どっち派?』

以前、ジブリのことを書いた回で、「トトロ派」と「ナウシカ派」に分かれるというようなことに
触れました。
人の好みは、分かれるもの。『みんな違って、みんないい。』はず。
と、いうわけで、世の好みの分かれるあれやこれやについて、書いてみたいと思います。

 〇 「黒帽子」 VS 「白帽子」
2年ぶりの選抜も、雨で1日順延になりましたが、順調に日程が進んでいます。

小学生のころ、親友の薫君と高校野球をテレビで見ながら、「黒帽子」と「白帽子」どっちが好き?談義。

薫君は、「黒帽の学校のほうがいい。強そうだから。」

当時、9割以上の学校は黒帽子で、しかも当時の強豪校の選手たちは帽子をつぶして、天辺をへこまして、

かぶっていました。

富太郎は、白帽子派。肩で風を切るチームではなく、何となく弱っちそうな学校を応援していました。

地方の進学校、土佐高校の全力疾走。

その後、早実、日大三高、常総学院、智辯学園等々、白帽子の実力校が甲子園で大活躍し、

今年の大会でも、白帽子が多いような気がします。
まあ、全般的に帽子もユニフォームもカラフルになりましたが。

富太郎の子供のころは、子供はみんな野球帽をかぶっていました。ほとんどがYGマークのジャイアンツ帽。

富太郎は、子供のころからジャイアンツファンではありますが、何かいつも同じなのが嫌で、

一度、洋品屋さんで黄色い F のマークの帽子を見つけて、迷わずそちらを買ってもらいました。

東映フライヤーズ。今の日ハムの前身です。喝の張本や、毒島(ぶすじま)、土橋、尾崎なんかがいました。

変人の面目躍如。三つ子の魂、百まで です。


 〇 「ミッキー」 VS 「スヌーピー」

まず先行したのは、ミッキー。

子供の頃、日テレで日曜日の「御幸野球教室」の前か後に『ミッキーマウスクラブ』という番組を

やっていた記憶があります。

♪ ぼくらのクラブのリーダーは、ミッキーマウス、ミッキーマウス、ミッキ、ミッキ、マウス・・・

が、内容はまったく記憶にございません。

また、もう少したった頃、講談社に勤めていたおじさんが毎月「ディズニーランド」という雑誌を

妹に送ってくれていました。(富太郎には「ぼくら」という月刊誌。あの「タイガーマスク」は最初、

この「ぼくら」で連載が開始されました。)

「ディズニーランド」という雑誌は就学前の児童向けだったためか、あまりストーリー性のあるお話は

載っていなかったような気がします。アメリカのディズニーランドの記事が、カラーの写真付きで

紹介されていて、『アメリカ、すげー!』というのは記憶に残っています。(東京ディズニーランドが

できたのは、富太郎が社会人になってからなので、ず~~~っと後のことです。)
あっ、今朝の新聞で「聖火リレーの聖火の火が消えた。」との記事を見て、聖火ランナーのドナルドが、
聖火の灯を消してしまい、隠れて自分で火をつけて、次のランナーに渡したという絵本の物語を
思い出しました(なんてずるいやつ)。あれはいつのオリンピックの時だったのでしょうか。わかりません。

一方、スヌーピーは、最初に見たのは、ペーパーバックだったような気もしますが、

はっきりと印象に残っているのは、NHKのテレビアニメ。

チャーリーブラウンの声は、谷啓でした。ルーシーは、うつみ宮土理だったかな。

あまり、笑える話ではないけれど、「う~ん、深い。」と思うことしばしば。

『スヌーピーには、哲学がある。』が富太郎の持論です。

それにチャーリーがピッチャーの野球チーム。ライバルチームのキャプテン、ペパーミント・パティーさんが唯一警戒しているのが『あの鼻の大きなショートの子』。スヌーピーです。なんか好き。

かの さだまさし も「雨宿り」という歌の中で ♪ しかたがないので、買ったばかりのスヌーピーの
ハンカチ、貸してあげたけど傘の方が良かったかしらぁ・・・   と、スヌーピー派?
(コンサートではスヌーピーの部分を、ミツキーマウスに変えて歌って 、ミツキー派にも気を使っていた。)
というわけで、富太郎は、スヌーピー派。です。

 〇 「海派」 VS 「山派」
海派の代表は、加山雄三で、サポーターはサザンというところでしょうか。
サーファーとか、明るくて、ちょっとチャラいイメージが。
一方、山派の代表は・・・。誰だろう。最近はキャンプブームなので、ヒロシ?
スキーといえば、ユーミン。 海の歌も歌ってはいますが・・・。
で、富太郎はどっち派かというと、
海には苦い思い出が・・・。

小学生の臨海学校では、溺れかけ、社会人一年生の時、先輩に連れて行ってもらった房総の海では、
日焼けで真っ赤っかに。その後の業務に若干の支障が・・・。 なので海派ではありません。
じゃあ山派かといえば、小学生の頃は高尾山から相模湖にかけて、小天狗のごとく駆け回っていた
のですが、なにせ虫が大の苦手。当然蛇も 。よって山派でもありません。
しいて言えば、キャンプブームで若干のあこがれがある分、山派の隠れシンパかなぁ。

まだまだ、「犬派VS猫派」とか、「肉派VS魚派」とか、
「日本航空派VS全日空派」とかいろいろと書きたいのですが、
また、いずれ、別の回で。


勉強はなかなか頭に入らないのに、
どうでもいいことは思い出す  富太郎


 フォト/大学通りの桜も、ほぼ満開に
    心なしか、今年の花びらの色は
    少し淡いような・・・。






2021年03月26日