富太郎の日常111 『オノマトペ』

 先日「言の葉巡り」という新聞記事に、『 ミスターと「オノマトペ」 』というテーマが取り上げられて

いました。 長嶋さんが監督時代。 指導の時の「ピシッとして、パーンと打つ」 「ビューッときたら、

バシンと打つ」との表現。懐かしぃ~! しかも、オノマトペを使った運動指導や効果の研究を続けている

大学の先生が『長嶋さんの映像や音声を分析すると、ジェスチャーや声の抑揚などで、文字では分からない

情報を的確に伝えている。感覚的で稚拙だという批判的な意見もありましたが、私はそうではないと考え

ています。』とのコメントが。 『オノマトペ』恐るべし。 理屈っぽい文章より、記憶にも残るそう。

「何を言われているか解らない。」と言っていた絶好調男、恐れ入ったか・・・。

 11月に入り季節が進んだせいか、気に入っていた『三角チョコパイ』のCМを見なくなり、代わりの

「お気に入り」が、雪印6Pチーズの ♪「とろ とろ トロッピー レンジで10秒 とろ とろ

トロッピー 疲れもとろける・・・』 以前は大人バージョンでやっていたような気がしますが、

今は幼稚園生? 子どもと動物には、敵いませんなぁ! あの表現力は、出色!!

 電子レンジで温めることを「チンする」と表現する人が90%以上だと文化庁の世論調査。「チン」も

オノマトペなら、チーズのとろけ具合を表現する「とろとろ」もオノマトペ。 『トロッピー』は・・・?

 最近、よくテレビで見かける『ずんの飯尾』さん。 ブレイクのきっかけは、「現実逃避シリーズ」。

 『平日の昼間から ごろごろ ごろごろ。「あ~ぁ、日銀が俺に資金投入してくれたらなぁ・・・」』

この「ごろごろ」というオノマトペは、①雷の音 ②大きく重いものが転がるさま ③目に異物が入ったり

腹の具合が悪い様子 ④ありふれた例であること ⑤暇を持て余している様子 と、国語学者金田一先生の

「オノマトペ五分類(擬声語・擬音語・擬態語・疑容語・疑情)」のすべてにあてはまるのだとか。

 雷と言えば、ドリフの「雷様コント」をやっていた 仲本工事さん が交通事故で亡くなりました(合掌)。

『昭和は遠くなりにけり』です。

 最後に、お馴染みプレバトの「オノマトペ」を使った俳句。炎帝戦3位、名人初段、森口瑤子さんの作品

 『 メール ぴこん ぴこん シャワー中だってば 』  (お題はメール 季語はシャワー) 

 夏井先生の評は、『何より、ぴこん ぴこん が上手。 オノマトペに リアリティー、実感があり、

 読者の耳に聞こえてきそうなのが良いですね。』   「直しは?」 『いりません。』


 今日から6日まで開催される第55回

 『天下市(国立市内最大の青空商業祭)』

 を心待ちにしていた     富太郎

 なにせ、3年ぶりですから・・・。

 テーマは『RESTART』だそうです。

 6日は「くにたち秋の市民まつり」も同時開催


 フォト/雪印6Pチーズのパッケージ。

 富太郎は、独身1人暮らしの頃から

 お世話になっていて、チーズと言えば「コレ!」
 (「チン」をしたことはないけれど・・・)

 厚みが半分くらいになっている気がするのは、

 時代のせい?



 6日の日曜日には「全日本大学駅伝」も。

 富太郎は、中大の吉居大選手(兄ちゃんの方)が

 『アンカーで走ってくれるといいなぁ』と

 思っているのですが、どんなものでしょうか・・・。

 いずれにしても、健闘を祈っています。

 あ~、楽しみッ!!



2022年11月04日