富太郎の日常104 『この月の月』
先週の土曜日、9月10日が「中秋の名月」でした。
ズムサタお天気の 杉江さん が、まんまるの満月になるのは、「午後6時59分ですよ!」と盛んに強調
していましたが、すっかり忘れて、奥に「月がきれいだよ」と言われて慌てて見たのは、8時近く。
まあ、生で見ても、遠くて「まんまる」はわからなかったのでしょうがが・・・。 なんか、残念。
富太郎のイメージでは、「十五夜」って、もう少し秋が深まって、10月頃の感じ。 毎日、暑いし。
ただ「中秋の名月(十五夜)」と言うのは、旧暦の8月15日の夜に見える月のことなんですって。
今年は、10月10日のスポーツの日も満月らしいのですが。
そしてこの時期になると、毎年流れるCMが、マックの『月見バーガー』。 BGMは ”絢香やで” の
『三日月』。 ♪「・・・君がいない夜だって そう no more cry もう泣かないよ・・・」
今年は、 松浦豊 演じる「お父ちゃん(パパではない)」と、今は家を離れた娘のストーリー。 かってに
『孤独のグルメ』をイメージして、やけに美味しそうに見えてしまいます。 製作者の思うつぼ?
キムタクは、お休みです。
ポルノグラフィティーの『アポロ』。 ♪「・・・僕らの生まれてくる ずっとずっと前にはもう
アポロ11号は月に行ったというのに・・・」 アームストロング船長が、人類で初めて月面に降り立った
のは、1969年7月20日。 富太郎は、すでに生まれていて、夜中?明け方?に親に起こさて、リアル
タイムで見ました。 船長の「これは一人の人間にとっては小さな一歩だが、人類にとっては偉大な飛躍
である。」とのコメントは、活字でしか知らないのだけれど。 民間人が大金を出して宇宙へ行ったとの
記事は見ますが、何だろう、思ったほど人類の宇宙進出が進んでいないように感じるのは、富太郎だけ?
昔から、日本人は月を愛でていたようで、『月月に 月見る月は多けれど 月見る月は この月の月』
(詠み人知らず)。 『三日月の(ここでためる) 頃より待ちし 今宵かな』(芭蕉?諸説あり)。
『菜の花や 月は東に 日は西に』(与謝蕪村)。おい、おい、これは秋ではなく、春の夕暮れ時の句だろ
う。 おっしゃる通りなのですが、太陽が西に沈むときに、月が東に見えるということは、地球を挟んで
月と太陽が、ほぼ一直線の状態なので、その月は「満月」なんだとか。満月つながりで、ご勘弁を・・・。
「菜の花」と言えば、小田原に『和菓子 菜の花』というお店があって、ここの「月のうさぎ」という
栗がまるまる一個入った和菓子がお勧めです。小田原に住んでいた時には、お使い物にしていました。
後になって知ったのですが、ここの開店当初のお店をデザインしたのが、体育会系1号の同級生、
メイちゃんのお父さんだったとは、なんというご縁。 皆さん、小田原にお越しの節は是非お立ち寄りを。
「月光仮面」「忍者部隊月光」「素浪人 月影兵庫」など、月に関するテレビの話題は、またいつか。
食欲の秋を満喫し、歩いても、歩いても、
体重の減らない 富太郎
フォト/東向きのベランダから撮った
『中秋の名月』 (小っちゃ!)
月曜ZIPで水卜ちゃんが『中秋の名月を
見忘れました。「月より団子」なので』と
言っていました。
粋ではないけれど、この正直なところが
共感できて、人気の秘密なのかもしれません。