富太郎の日常93 『からの・・・つづき』
前回の続きです。
前回は、『間宮兄弟』という映画で、主人公兄弟の母親役をやった「中島みゆきが良かったよ」という
ところで「つづく」としたのですが、このみゆきお母さんは大型車を自分で運転して静岡から会いに来て、
息子たちとボーリングを楽しむという、チャーミングな役どころ。みゆきさんのポワーンとした雰囲気が
映画全体の空気感にマッチしていました。
他にもこの映画には、たばこは吸うは、不倫はするはのちょっと不良な小学校の先生役の常盤貴子や、
まだ「別にぃ」で叩かれる前の、可憐な女子大生役の沢尻エリカが出演。そして、なんと言っても後から
知ってビックリだったのが、沢尻エリカの妹の女子高生役が、北川景子。とらえどころのない、無機質な
感じの女の子で、もてない間宮兄弟の弟(ドランクドラゴンの塚地)に、なついている不思議ちゃん。
そうだとわかっても、富太郎はピンときませんでした。なんでもこの作品が映画デビュー作だとか。
そんなわけで「中島みゆきからの・・・」行きつく先は、「北川景子」でした。 何故?
〇 『謎解きはディナーのあとで』 お嬢様 宝生麗子役 共演 櫻井翔 2011年
宝生グループ令嬢にして、警視庁国立署の刑事。執事の影山には「お嬢様の目は節穴でございますか?」
と馬鹿にされながらも、事件解決に奔走。国立・立川界隈を大型リムジンで、所狭しと駆け回ります。
美人じゃないとできない役だし、完璧でもいけない。しかもお金持ち然としていないと・・・。
ピッタリの役柄でした。もうちょっと国立をアピールしてもらえれば、なお良かった。
〇 『HERO 2』 検察事務官 麻木千佳役 共演 木村拓哉 2014年
東京地検城西支部刑事部の検察事務官で、木更津出身の元ヤンキー。仕事はできるようだが、自惚れが
強く、ドライ。初めは自分の私生活優先だったのが、検事の久利生公平に感化されて、熱い仕事人間に。
前任の雨宮舞子(松たか子)の影響もあり、最後には「司法試験」の勉強を始めるという、富太郎好みの
世界へ。雨宮が、久利生が来る前から内部試験で検事を目指していたのとは違い、麻木は更々そんな気は
無かったはずなのに、通信教育の分厚いテキストが手違いで検察の事務所に届いてしまっていました。
あのセットは7・80万はくだらないと見ました。意外と後で冷静になって後悔したりするんだよなぁ。
(って、お前だろぉ!) たぶん松たか子では、麻木の蓮っ葉な感じは出なかったと思います。
〇 『君の膵臓をたべたい』 12年後の 滝本恭子役 主演 浜辺美波・北村匠海 2017
富太郎の好きな映画で、何度か書かせていただいた作品。北川景子の役どころは、主人公山内桜良(浜辺
美波)の高校時代の友達で、12年後の結婚式の当日に、亡くなった桜良からの手紙をもう一人の主人公
志賀春樹(小栗旬、高校時代は北村匠海)に届けられて、純白のウエディングドレスで号泣してしまい
「どうしてくれるのよぉ!」と悪態をつく。出演シーンは長くなかったものの、存在感十分でした。
試験が終わったら、もう一度見直そぉ。
と、ここまで書いても、なぜ、今、北川景子なのかは自分でも謎のまま。
試験前でてんぱってる? 参院選の選挙カーのせい?(いつかダイゴも?) わかりませんん。
東都入替戦。9回逆転サヨナラでの
一部残留に、テンションマックス 富太郎
この勢いで、試験も突破じゃあ!
フォト/もうすぐ山開きの 富士山
毎日でも願掛けさせてもらいたいのに、
この時季、なかなか姿を見せてくれず。
有難み十分の 一枚。
お知らせ
来週の「富太郎の日常」は、
お休みさせていただきます。
試験まで、あと9日