富太郎の日常91 『Z世代』

 テレビで、流行語『きまZ』とは? とのクイズをやっていました。 富太郎は初見。????

なんでも去年の後半に中高生に流行った言葉で、他人との関係で気まずい時に、体の前で腕をZの形にして

「きまゼット」と言うんだそうです。 かえって気まずくならないのでしょうかねぇ。

 あと、富太郎の時代は「Z」の発音は「ゼット」だったけど、最近(何時からかは不明)は、「ジー」

と発音しているようなので、「きまジー」のほうが、元の発音に近いのでは? なんて余計な事か。

 ご存じABCの歌も、富太郎のころはXY「ゼット」と歌っていた記憶があるのですが、YouTubeなんか

で見ると、外人さんはXY「ジー」と歌っていました。 歌詞の字幕は「Zee」と表記されていましたが。

 長くなりましたが、今回は『Z』と『世代』について書いてみたいと思います。

 〇 『世代』

 「きまZ」を盛んに使っていた中高生たち。1990年代中盤以降生まれを「Z世代」と呼ぶようです。

「X世代(1960年代中盤~1980年生まれ)」「Y世代(1980~1990年代中盤生まれ)」という米国の

マーケティング用語があって、「Y世代」の次だから、「Z世代」と呼ばれているよう。ちょっと単純。

で、この世代の特徴は、①「自分らしさ」を大切にしたい ②承認欲求が強く「どう見られているか」を

気にする ③効率性を重視する傾向 ④オープンでフラットなコミュニケーションを好む  んだそうな。

そして『デジタルネイティブ』なんだそうです。 機械音痴の富太郎としては、うらやましい限り。

ただ、特徴があるような、無いような。過去の「〇〇世代」のほうが、強烈だった気がします。

 ・ バブル世代 (1965~69年生まれ) 「24時間戦えますか!」

  「俺が!俺が!」と自己主張しないと、生き残れない世代。 代表 半沢直樹 ?

 ・ 新人類 (1960年代生まれ)

  おじさま方からの「忍耐力がない」「甘えている」「常識が通じない」との口撃に屈しなかった

  鋼の心。まさに「新人類」。『批判は羨望の裏返し』と柳に風。

 ・ 団塊の世代 (1947~49年生まれ 第一次ベビーブーム)

 ♪「・・・僕らの名前を憶えてほしい 戦争を知らない 子供たちさぁ」としっかりと開き直り。

 この歌の作詞北山修 作曲杉田次郎 両氏はともに1946年生まれ。

 1970年の歌ですが、今年に入って「戦争を(実体験として)知らない」って幸せなことだし、感謝しなきゃ

いけないなぁと強く感じます。 若いころは「何、勝手な事歌ってんだ」とアンチだったのだけれど。
 『最近の若者は』という批判のコメントは、古代エジプトのピラミッドの天井裏にも見つかったとか、
いないとか。かのソクラテスは「子供は暴君だ」と嘆き、プラトンは弟子に「最近の若者はなんだ」と怒り
清少納言は枕草子の中で「最近の若者は、非常に言葉が乱れており嘆かわしい。何から何まで省略した
ような言葉を使って、とてもみっともない。」という趣旨のことを書いています。
 「Z世代」もいつの日か、下の世代に「最近の若い者は・・・」と嘆くのでしょうか。
その頃には、富太郎はもう・・・。

 〇 『Z』

 ロシアが戦車にZマークを付けたことで、ちょっとイメージダウンしてしまいましたが、Zといえば

「マジンガーZ」「ももいろクローバーZ」「日産フェアレディーZ」とZが付くと何だか納まりがいい。

フェアレディーが「貴婦人」で、Zがアルファベットの最後の文字で「究極」を表すのだそうです。

富太郎には、全く縁がないのが、ちょっと悔しい。 富太郎が乗っていた日産車は「マッチのマーチ」。

他にも添削通信教育の「Z会」。『増進会』の頭文字のZから。野球用品の『ZEET』。大阪は天王寺に

本社があり、アドバイザーには、関西系のプロ野球選手がズラリ。
 その昔、超美人の後輩に「ゼット(乙)べさんて呼ばれた。」と大喜びしていた O君。元気ですか?

 最後に・・・。

「きまZ」を使う時には、状況、使う相手をよくご確認ください。

 2021「もう終わった流行語ランキング」第1位だそうです。 って、使わないか。

 

 Tシャツ、短パンで朝刊を取りに行って、

 エレベーターで通学の姉妹に会ってしまい、

 とっても「きまZ」かった   富太郎

 奥から、速攻、厳重注意!

 ちゃんとマスクはしてたんだけど・・・。


 フォト/「きまZ」ポーズ。

 あくまでも「イメージ」写真です。

 三國志時代の「絶世の美女」に

 見えなくもないかもしれませんが・・・。



 ☆ 「Z世代」の下の世代は、

   「 α 世代(2013~)」と言うんだそうです。

  ♪「・・・世代は続くよ どこまでも・・・」







2022年06月10日