富太郎の日常89 『苦手なもの』

 富太郎64歳。生来の不器用さ故、子供のころから「絵画」「楽器」「書道」「プラモ作り」挙句は、

「生卵割」に至るまですべからく苦手。 免許をとっても、運転は苦手。 当然(?)片付けも苦手で、

人生かなりの時間を「もの探し」に費やすことに。 まさに、富太郎の日常は『苦手』で溢れています。
 試験まで約1か月のこの時期になって、特に弱っている『苦手』が・・・。
 〇 暗記
 学生のころから、暗記が苦手。というよりは暗記のための地道な努力が「嫌」で、英単語は憶えずに
何度でも辞書を引く作業を繰り返しました。同じ時間を使うのなら、暗記した方が効率的とわかっていても
自分の中の何かが拒否。英文の暗記もその作業に身が入らず、当然に英語は苦手でした。
 そのツケがまさに今。 連日、泣きながら我慢して取り組むも、暗記の神様は許してくれず。いっこうに
頭に定着しません。 試験当日まで、繰り返しやるしかなさそうです。 負けるもんか・・・。
 〇 推論問題
 「知識」ではなく、「分脈」や「対比」等から正答を選ぶ問題。 最近は出題は少なくなっているよう
ですが、過去問を解くと五択にもかかわらず、8割方不正解。「知識」とか「理屈」で何とかしようとして
墓穴を掘ります。 「解き方」も書いてある問題もあるのですが、馴染めません。 諦めました。
 〇 夜ふかし
 「朝型」の人と、「夜型」の人がいますが、富太郎は子どものころから「早寝、早起き、元気な子」。
これに「老人性○○」も加わり、年々早起きに。現在は、だいたい4時起き。ひどい時は2時頃目が覚め
ますが、「さすがに早いだろう」と横になってはいても、もう寝られません。従って、当然夜は早くに
眠くなるので、20時にはほぼ思考停止。日々のルーチン外の用事がある日は、夜に挽回は不可能なので、
1週間くらいかけて、少しずつ取り返さざるを得ないことに。スケジューリングが、なかなか大変です。
 〇 もの忘れ

 「老人性○○」でいえば、名前をはじめ様々なことが咄嗟に思い出せなくなってきています。 最近特に

困っているのが、2回も3回も解いて間違えたことのなかった過去問を、この時期に「スカッ」と間違える

こと。逆に『なんで今まで出来たんだろう?』と・・・・。「きっと知識が増えて、別の問題とごっちゃに

なったんだ。」と前向きにとらえて落ち込みを回避しているのですが、このまま試験突入となれば、今年も

間違いなく危ない。『できてた問題ができなくなった。」と奥に話すと、「毎日そう言われてもねぇ。」と

軽い拒否反応。同じ話を何度も繰り返すのも、老人の特性とか。でも、毎日そうなんだもの・・・。

 プレバトを見ていると、芸能人の人たちが、絵を描くにしろ、作品を作るにしろ、忙しい中、何時間も

根を詰めて、根気よく作業を取り組んでいるのを目の当たりにします。 そして「楽しい」と言います。
一方『才能なし』と評価される人は、ご本人は一生懸命やっているのでしょうが、どこか丁寧さを欠いて

いるように見えます。 人には得手不得手、根本的な才能の有る無しは当然あるのでしょうが。

 「キャプテン」や「プレーボール」の主人公『谷口タカオ』は、特訓に付き合って、体を心配する

父ちゃんに向かって言います。  『お・・・ おれみたいに素質も才能もないものは こうやるしか

方法はないんだ』  富太郎の尊敬する人物の一人が『谷口タカオ』です。 試験まで、あと37日。 

 

 学生時代からの友人やすはら君 に誘ってもらい

 2年半ぶりにコースを回ってきた   富太郎

 今年のTO DOリスト一行(コース復帰)抹消

 スコアは・・・   聞かないでッ!


 フォト/サンメンバーズ・カントリークラブ

 1番ティーグラウンドからの風景

 好天で、まさに 『山滴る』

♪「・・日に焼けた素肌が シミになったところで

  それはお天道さまのせいじゃないのよ・・・」

  日焼け止めを塗らなかった自分のせいです。

  真っ赤(泣)!











2022年05月27日