富太郎の日常74 『北京冬季五輪観戦記』
北京五輪が開幕して、早くも1週間。いろいろなことがありました。
例によって、富太郎が個人的に印象に残った競技等をいくつか・・・。(以下、敬称略)
〇 ジャンプ
ゼッケン49番、小林陵侑選手がノーマルヒルで圧勝の金。ノーマルヒルの金は、あの日の丸飛行隊が
金銀銅を独占した札幌以来50年ぶり。しかも同じ2月6日。そして札幌五輪の1972年は、小林選手の師匠
レジェンド葛西紀明さんの生まれた年だとか。♪「めぐる、めぐるよ、時代はめぐる」ラージヒルも頼む!
泣くな! 高梨沙羅ぁ! 個人戦4位(メダルを逃す)、団体戦1回目失格・・・。
『私の失格のせいで 皆んなの人生を変えてしまったのは 事実です』とのツイート。
それに対してプロスノーボーダーの角野という人が『誰も気にせーへんから!!あなたがスキージャンプに
与えている影響に比べたら なんてことないで』と書き込み。 いい事言うねぇ!
この書き込みへの小林僚侑のリツイートは一言。『そゆこと!』 高梨選手とは、同じ年の盟友らしい。
更に、この小林選手のコメントに対し『心にも金メダル!』 上手い!
〇 冬季五輪も兄弟・姉妹
東京五輪では、柔道の阿部兄妹、バレーの石川兄妹が話題となりましたが、北京五輪でも、
スノボの、平野兄弟(兄・歩夢/悲願の金、弟・海祝/9位)、冨田姉妹(姉・せな/銅メダル、妹
るき/5位)。スケートでは、高木姉妹(姉・菜那/前回金メダリスト、妹・美帆/今回すでに銀1個)。
今後の競技でも複数メダルの期待大です。
そして富太郎注目は、アイスホッケーの 床 姉妹。お姉さんはDF、妹ちゃんはFW。初の準々決勝進出
です。しかも、妹ちゃんは、『その自信は何処から来るんだぁ、〇〇〇!』の〇〇〇高出身らしい。
これはもう、全力応援しないわけにはいきません。フンす!
〇 フィギュアスケート
3連覇を目指した羽生君が、SPで転倒。フリーで4回転半に挑みましたが、再び転倒して総合4位に。
残念な結果になりましたが、若い 鍵山君 が 銀 、宇野君 が 銅 を取り、次回以降へも期待を抱かせました。
それにしても、羽生君がSPで転倒した原因となった氷上の穴をあけた選手を特定して、脅迫メールを
送るとは、世の中どうなっているのやら。人生「思い通りにならない」事の方が多いのは、世の常なのに。
〇 中国の帰化選手
中国メダル第一号(たぶん)も、フィギアスケート団体の女子フリーで転倒最下位になり、SNS上で
大バッシングを受けた選手も、アイスホッケー予選B組で、日本に土を付けた中国の中心選手たちも、
みんな帰化して名前を変えた、ちょっとアジア系とは一線を画す雰囲気の選手たち。
そう言えば、先日のW杯予選で対戦した中国チームの中心選手にも、何人かブラジルからの帰化選手が。
その昔(?)、国体の開催県が「ジプシー」選手を何年か前から県に所属させて、開催県が長いこと
天皇杯(総合優勝)をとり続けた、というのを思い出しました。
という話をしたら、奥が一言『ジャイアンツじゃん。』オイ、オイ。それを言っちゃあ、お仕舞いよ。
色々ともめごともあるけれど、お楽しみは後半に続くゥ!!
姉妹と言えば、テニスのウィリアムズ姉妹のお父さんを
モデルにした映画が、ちょっと気になっている 富太郎
フォト/北京五輪のピクトグラム 「アイスホッケー」
東京五輪のものが「静」なら、こちらは「動」?
追 伸
新聞記事によると、スマイルジャパンの大沢キャプテンは、
『(1位突破は)通過点としか考えていない。五輪では
1試合ごとに成長している。ベスト4、メダルが目標。』と。
記事は「世界を驚かす準備はできている。」と結ばれて
います。 富太郎も、驚かされる気、満々です。
準々決勝フィンランド戦は、明日12日です。
♪「頑張れ、頑張れ。頼む、頑張れ。頑張ってくれ。」