富太郎の日常72 『長物 VS 宝(どっち?)』

 『無用の長物』とは、「あっても役に立つどころか、かえって邪魔になること」。

 『宝の持ち腐れ』とは、「役に立つものを持ちながら、使わないでしまっておくこと」。

 再三愚痴って恐縮ですが、「司法書士試験予備試験」の通信教育の教材が届き続け、我が家における

富太郎のスペースの浸食が止まりません。まったく活用できていない後ろめたさもあるし・・・。

 今年の試験用の教材なので、時間がたつと法改正等があり、「宝の持ち腐れ」から、「無用の長物」に

なっていくのは必定。奥や同期のふくしま君からのプレッシャーだけではなく、この教材からも「司法書士

試験」合格への無言のプレッシャーを日々感じる今日この頃。『自業自得』は言わずもがな。

 思えば、富太郎以外の家族からすれば『無用の長物』と断罪される品々で、我が家はあふれています。

 〇 撮りだめた、ブルーレイ・DVD・ビデオテープ

 かなり前から「老後のお楽しみ」用に、番組録画に励んで来ました。「映画」「歌番組」「ドラマ」

「ゴルフのレッスン番組」「熱闘甲子園」等々。しかもビデオデッキはおろか、テレビデオまであります。

じゃあ見ているかと言うと、退職後もなんだかんだと忙しくしているので、見るよりも新たに撮りだめ

したものが増えていく一方。死ぬまでに見切れるか、ちょっと心配。かといって当然処分は出来ません。

「お楽しみ」なので。

 先日、好きなドラマ「真夜中のパン屋さん」のブルーレイ録画を見ようと思ったら、タイトルは選べるの

に、再生されず。ブルーレイは10年くらいたつと再生できなくなるとは聞いていましたが、これはまだ

7~8年しかたっていないのに・・・。悔しいです。と言うか、他のは大丈夫なのか?ビデオテープは

どうなんだ?確かめるために見直すこともままならないジレンマ。当然、捨てられません。

 〇 マンガ本

 去年ハマった「古見さんはコミュ症です」が新たに増加中なのですが(買う時ちょっと恥ずかしい)、

これまでに買ったものも(ケチで捨てないので)、やっぱりたまっています。

買い始めたのは高校生の頃、”ちばあきお”さんの「キャプテン」と「プレーボール」。

「キャプテン」は、関西弁の「近藤」がキャプテンになったときに、そのキャラが好きになれず、22巻

で買うのをやめましたが、「プレーボール」は、全22巻(なぜか16巻は2冊ある)すべて所持。

好きすぎてひと頃、尊敬する人物は主人公の「谷口タカオ」とアンケートで答えていたほど。

 マンガに関しては奥も、「コボちゃん(29冊で我が家最多)」「ちびまる子ちゃん」「総務部総務課

山口六平太」「おかみさん」等々、昔からのものをしっかりとキープしているので、目くそ鼻くそ状態。

 〇 エアロバイク

 雪国に単身赴任で行くときに、運動不足を心配して購入。耳にクリップを挟んで、心拍数まで測れる

当時としては最先端ものだったのですが、単身赴任先でそれ用の部屋まで用意したのに、雪が降ったら

寒すぎてそれどころではなかったという曰く付きの一品。単身赴任解消も、漕げばメタボ解消に効果

絶大なのはわかっているのに、これがなかなかできない意志の弱さ。まさに「宝の持ち腐れ」。

いつかやります(たぶん)。

 〇 その他

 「古いパソコン」をDVDの再生機として利用中。現役のパソコンでも再生は可能なのだけれど・・・。

「鳴らなくなったCDコンポ」。中の配線の切断が原因と思われます。自分で直せさえすれば・・・。

などなど、我が家は、『持ち腐れた宝』で溢れています。人はそれを『無用の長物』と呼ぶようですが。

 

 

 1区”吉居大和選手(中大)”の飛び出しから、

 襷渡しまで押し切った走りに感銘し、1月に

 勉強時間をオーバーペース気味で突っ込み

 早くも脳の痺れと目の不調を言い訳にし始めた

 富太郎  (このまま試験まで押し切れれば、

 かなり合格に近づくはずなのだけれど・・・)


 フォト/増殖し続ける「司法試験予備試験」

     の教材。

     なんも言えねぇ・・・。










2022年01月28日