富太郎の日常50 『夏の終わり・9月』
9月に入ると、急に寒くなりましたが、皆さまいかがお過ごしでしょうか?
7月に始まった「2020+1東京オリンピック」、智辯対決の決勝になった「第103回高校野球選手権」、
そして「パラリンピック」とアスリートの頑張りに、たくさんのワクワク、喜び、「自分もやらねば」と
パワーを貰った日々も、ついに終わる時が・・・。寂しいですぅ!
寂しい時には、「唇に歌を」。 ということで、この時季ゆかりの歌を徒然に。
〇 『夏の終わり』 森山直太朗 2003年6月発売
♪「夏の終わり 夏の終わりには ただ貴方に会いたくなるの
いつかと同じ 風吹き抜けるから・・・』
35度を超える猛暑日から、あっという間の20度台前半の肌寒さに、体も心もついていけず、
この歌の「しみじみ感」を味わうことなく、「夏が終わってしまったかぁ」というのが少し残念。
直太朗本人が、「この歌は反戦歌」という趣旨のことを語っているようで、8月から9月にかけての
独特の空気感が感じられます。今年は、この歌をほとんど聞いていないような気が・・・。
〇 『夏の終わりのハーモニー』 井上陽水・安全地帯 1999年7月発売
♪「今日のささやきと 昨日の争う声が 二人だけの恋のハーモニー・・・」
8月の賑やかさと、9月の静けさ。夏と一緒に恋が終わっていく切なさ。
井上陽水と玉置浩二。個性派・実力派の二人のハーモニー。沁みます。
〇 『誰もいない海』 トワ・エ・モア 1970年11月
♪「今はもう秋 誰もいない海・・・」
フォーク・デゥオの二人が歌う、やっぱり別れの歌。♪「死にはしないとぉ」とかなり重症です。
この歌はオリコン16位。二人にとっての最上位は、7位の「虹と雪のバラード」。
札幌オリンピックの テーマソングでした。
日本でオリンピックがあると、総理が変わるのはなぜ?
〇 『September』 竹内まりや 1979年8月発売
♪「辛子色のシャツ追いながら・・・年上の人に会う約束と知っててぇ・・・」
まりやさんが慶応の学生の時の曲だそうです。富太郎は就活中で、かなもり先輩を訪ねて、渋谷支店に
お邪魔したのも、まさにこの月。40年以上たって、まりやさんがバリバリの現役なのがすごい。
もう歌の世界なのか、自分のことだったのか混濁するくらい、私にとって伝説とも言うべき曲です。
〇 『9月雨』 太田裕美 1977年9月発売
♪「Septmber rain rain 9月の雨は冷たくて・・・
くちびる噛みしめタクシーの中で あなたの住所をポツリと告げた・・・」
「木綿のハンカチーフ」から、時間を経て大人になった歌の主人公(同一人物かはわからないけれど)。
ほんと久しぶりに冷たい雨の夜道を歩いて、眼の衰えでよく見えず、植え込みに真っ直ぐ突っ込んだ
富太郎。誰かに見られていたら・・・、あぁ恥ずかしい。これが歳を取るということか。
歳をとっても、すごいなぁと思ったのが、
プレバト(8月26日)で梅沢永世名人が詠んだ句。
(夏井先生の添削後)
『漢字ドリルに 白秋の 我が名記す』
歳をとっても俳句のために勉強を怠らない・・・。
「白秋」というのは、秋の異称だそうで、
人生の四季は(色々な説があるようですが)、
「青春」⇒「朱夏」⇒「白秋」⇒「玄冬」と移ろい
五木寛之説だと「白秋」は60~75歳だそうです。
学生時代、英語の辞書ばかり引いていました。
あの頃も、暗記が苦手だった 富太郎
『負けてらんねぇ!』
フォト/「夏の終わり」のジャケット
平成の作品だけれど、
昭和テイストも残っていますね。