富太郎の日常 46 『東京五輪観戦記 3』

やっぱり東京五輪ロスになっている、富太郎です。


  8月5日(木)

お姉ちゃんも強かった。レスリング川井姉妹は、姉妹で金。 しかもお姉さんは、連覇! 立派!!

卓球3人娘は、中国には負けたけど、堂々の銀! エース伊藤、ハリケーン平野、お姉さん石川いいぞぉ!

男子20㎞競歩は、懐かしの札幌目抜き通りで、銀・銅のダブルメダル。久しぶりに「丸井今井」を見る。

結果が出ていなかった短距離陣も、男子400mリレーで、決勝進出。飯塚選手は出なかった・・・。
高校の社会の先生、田中選手が、男子ボクシングで銅。生徒たちは、言うことを聞かざるをえまい。

  富太郎、今日のイチ押し

空手女子形。開始前に、昭和の体育会系のように、が鳴るように名乗りを上げる。スポーティーとは

言い難い道着。汗で額に張り付いた髪。新聞の表現を借りれば『烈火の気迫』。清水選手は銀だったけど、

富太郎は、その姿に感服。表彰式で(多分悔しさで)むせび泣く姿に、もらい泣き。
優勝したスペインの選手が、敗れた日本のコーチにきちんと正座をして礼をしている姿に、
この競技の「真髄」を見た。


  8月6日(金)

空手男子形、喜友名選手、沖縄県初の金。31歳には見えない貫禄も、インタビューで涙を堪え・・・。

レスリング女子の向田選手は、婚約者のコーチと二人三脚の金。クライミング女子は、銀・銅のダブル。

男子卓球団体、ベテラン水谷選手の活躍で銅。タイムの時に、水谷選手のメガネを丹羽・張本選手が

フキフキ。チームワークの良さに、ほっこり。女子バスケ、驚愕の決勝進出。走り勝った、日本!

『爆走娘』は、日本が初めてオリンピックに出場できた女子1500mで、8位入賞。歴史を変えた。
競技途中で嘔吐しながら、地面をバシッと叩いて気合を入れなおし、6位入賞した競歩川野選手の執念。
男子400mリレーは、1走から2走にバトンを渡せず失格。メダルを狙ってのチャレンジの結果!!

  富太郎、今日のイチ押し

3位決定戦。負けて泣き崩れたサッカーの久保選手。20歳の若さで、「これだけ時間とお金を協会に

かけてもらって、4位は申し訳ない。」とプロの発言。 『泣くな、久保。パリがある!』
いや、その前に、W杯で、存分の活躍を!!!


  8月7日(土)

野球で金。久しぶりにプレイボールから、ゲームセットまで完観。プロの集中力の凄さに、恐れ入る。

それにしても稲葉監督の采配の妙もさもさることながら、宮本さんの解説の的確なことに、脱帽。

柔道に負けじとレスリングも男女で金。こちらも立派にお家芸。もうちょっと盛り上がってもよいのでは!?

女子ゴルフの稲見選手が銀。最終ホールでバンカーに入れなければ・・・。は、れば・たら。残念。
それにしても、2位プレーオフの相手、リディア・コー(ニュージーランド)選手の振る舞いは立派。
さすが世界のトップ選手。  空手男子は、組手で荒賀選手が銅。エースの「意地」を見た。

男子飛び込み、21年ぶりの入賞は14歳。 1万mで7位、マラソンで8位入賞と女子中長距離勢も健闘。

  富太郎、今日のイチ押し

先ほども書いた、女子レスリングの須崎選手。開会式でバスケの八村選手と旗手を務めていたけれど、

不覚ながら、富太郎はその存在を知りませんでした。しかしまあ、決勝を見たら強いなんてもんじゃない。

開始早々、バックに回って先制し、両足を決めてぐるぐるぐるぐると、4回回して10-0のTフォール勝ち。

霊長類最強女子の吉田さんを彷彿、いや富太郎にはそれ以上の圧倒的な強さを感じました。凄かったぁ!!


  8月8日(日)大会最終日

男子マラソン3選手。箱根から世界へ。、早稲田、駒沢、東洋の元エースたちがスタートラインに。
大迫選手の追い上げ。中村・服部両選手の限界を超えたゴールの姿に、箱根を見ました。襷は繋がった!!
奇跡は起きず。女バスは、米国に惜敗し銀。でも、終わった後の選手たちの満足そうな笑顔に、拍手!

米国人監督の「トムさん」にも、拍手! 明らかに、歴史は変わった。さらに走力を磨き、目指せパリ!

自転車女子オムニアムの 梶原選手 が銀。連日の恥ずかしながら、富太郎は「オムニアム」というのを、

知りませんでした。しかも、落車にもめげず・・・。偉いっ!。筑波大学の大学院生だって。凄いっ!

富太郎には憧れでしかなかった『文武両道』。頭が下がります。

  富太郎、今日のイチ押し

WBSC(世界野球ソフトボール連盟)の公式ツイッターに載せられた、『リスペクト、フレンドシップ。

オリンピック』というメッセージ。大会期間中、富太郎は、選手の皆さん、大会関係者の皆さん、世界で

選手たちを応援する皆さんの、活躍やコメントを拝見し、毎日涙が止まりませんでした。本当に、感動を

ありがとう。人生2回目の「東京オリンピック」を見ることができて、富太郎は幸せでした。


 ★ 富太郎の(個人的に)心に残ったシーンと選手たち

・試合の合間にベンチでコーラをガブ飲みする、58歳ルクセンブルクの女子卓球選手。
 対戦相手が17歳というのも・・・。 パリにも出る気満々!?

・やはり卓球のハンガリー女子選手。 後頭部刈り上げて五輪マークがくっきり。
 「美容室で、聞き返されたわ。」って、そりゃそうでしょう。

・女子1500m予選の、ハッサン選手。こけても1位。のこり1周で11人ごぼう抜きって、漫画かっ!

・福島のももを絶賛してくれた、米・豪のソフトボール監督。

・韓国選手の握手拒否への対応や、日本に負けた試合の後のロッカールームの粋なメツセージ等、

 どこまでも紳士的な、ニュージーランドの男子サッカーチーム。

・卓球女子馬場監督が、初出場の平野選手にかけ続けた言葉。『あなたなら大丈夫』

・ベンチで仏頂面の、独卓球男性コーチのシャツの胸に「ドイツ」のカタカナ。

・女子マラソン、自国の給水ポイントで受け取ったのは、コンビニ袋に入った給水セット!?

 あれを持って走ったのだろうか・・・。
・野球をモチーフにしたユニフォームと振付のアコースティツクスイミング。セーラームーンの衣装の
 新体操チーム。リレー登場時の「かめはめ波」ポーズ等々。有観客ならさらに盛り上がったろうなぁ!

 


そして、いろいろな国の選手からの
「ARIGATO」のメッセージ。
 読むたびに泣いた、富太郎。
 ありがとう。東京オリンピック!!

 そして、各国の選ばれしオリンピアン!!


 ボランティアの方々にも多謝 富太郎

 


 フォト/日テレ「オハ4」
    五輪コーナーの画面。

    もう見られないと思うと、

    ちょっと、いや、とっても

    寂しいよぉ!!!


 昨日、トンボが飛んでいるのを 
 見ました。




2021年08月09日