富太郎の日常 45 『東京五輪観戦記 2』

連日、テレビの前に釘付けの、富太郎です。


  7月30日(金)

エペ? フェンシングで初めて金。個人戦では全く目立たなかったけれど、団体で頂点に。日本ぽい。

期待の柔道は、最重量級で女子が金。男子は準決勝敗退。
前回の東京大会でも、オランダのヘーシンクに負けて、無差別級だけ金が取れなかった。ちょっと、残念。

メダル候補が次々と負けていくバドミントンで、「勇太君」「先輩」と呼び合う、中学時代の自称『余り者

ペア』が堂々の銅メダル。お互いに表彰式でメダルを掛け合い、「どうでしたか?」の質問に、

『キュンと来ました。』と答えた先輩に、『うそつけ。』と後輩。いい感じでした。

予選通過ラインを、一発でクリアした、走り高跳びの 戸辺選手。「飛べ!」名は体を表す?

 富太郎、今日のイチ押し

ライバル校、順天堂大学の2年生。 三浦龍司選手 がやりました。 3000メートル障害の予選で、

2着で、決勝進出。 しかも、優勝候補とゴール前でデッドヒートを繰り広げての、日本記録更新。

体操の個人総合金メダルの 橋本選手も、同じ順大の2年生。 やるな、順天堂!


  7月31日(土)

 衝撃! お家芸、柔道混合団体決勝で、1-4で 仏 に敗れるΣ(゚Д゚)。 心・技・体 かぁ。

100mの9秒台トリオも、全員 予選 敗退。 楽しみが・・・。

女子バレーは、マッチポイントを取りながら、宿敵韓国に逆転負けのトホホ。

男子サッカーは、PK戦で辛勝。あっぶねぇ。 野球も、逆転快勝で、予選リーグ1位突破。よし、よし。

アーチェリー、ベテラン古川選手の銅。 男子走り幅飛び橋本選手、一発で予選ライン突破、37年ぶり。

女子ボクシング 入江選手、最終R決死のカウンターで逆転の決勝進出! 
 後半戦も、頑張れ! 日本!!

 富太郎、今日のイチ押し

ママさんハードラー 寺田選手。 レース前の選手紹介でカメラに向かって「キュンです」ポーズ。

タイムで21年ぶりの準決勝進出。
 前回の東京オリンピックの時は、80mハードルで依田郁子選手が、こめかみに絆創膏を張りながら、
決勝に進出。市川崑監督の記録映画「東京オリンピック」では、レース前に口笛を吹いていた映像が。


  8月1日(日)

卓球の団体戦。まずは女子が好スタート。男子個人あん馬で、銅。レスリンググレコローマンは、銀以上。

女子ボクシングもメダル確定。男子バレーが29年ぶりに準々決勝進出。男子ハンド33年ぶりに1勝と、

選手の皆さんは頑張っているのだけれど、金メダルがないと、ちょっと寂しい、なんと我儘な富太郎。

松山君は銅をのがし、八村君の男子バスケは、3連敗で予選敗退と、嫌な流れの予感も・・・。

  富太郎、今日のイチ押し

 カナダの放送局のレポーターが取材に向かうバスで見た、今五輪お気に入りのシーンの1つは・・・。

『2人の日本人がこちらに手を振っている。ラフな格好をした男性と、かわいらしいシャツを着た少年。

親子だろうか。掲げた手作りのボードには五輪マークに加え、「頑張れ!!」「Good Luck!」とカラ

フルな文字が描かれている。会場のそばで通り過ぎる全てのバスに手を振っている。これは魔法だ。』と。

バスの選手たちも、手を振り返してくれたに違いない。 少年は、一生この日のことは忘れないだろう。

富太郎、涙止まらず。 『おもてなし 日本代表』に、ありがとう。


  8月2日(月)

女子1500m応援のため、何時もより早くウォーキングに出かけ、テレビの前で待機。

まずは1組、ゼッケン2681番 卜部蘭選手。出身中学・高校・大学。ご両親が陸上選手と紹介される。

惜しくも準決勝には進めなかったけれど、オリンピックの舞台で、PBは立派・・・。と思っていたら、

次の組で『爆走娘』 田中選手 が一時は先頭に立つ攻めのレースで、日本新。タイムで、準決勝進出!!

レスリング文田選手は、銀で悔し泣き。女子体操床の村上選手は、銅でヒマワリのような満面の笑み。

馬術戸本選手の4位は、1932年のバロン西に次ぐ好成績。走り幅飛びの橋岡選手は、6位。3000m障害の

三浦選手は7位と、これまで決勝では日本人選手にお目にかかれなかった種目で、若手選手たちが入賞。

パリが楽しみに。 サムライJAPANは、米国に延長でサヨナラ勝ち。「神ってる」鈴木もホームラン。 

ライバル阪神の選手ながら、ペナントレース再開後の、青柳投手の精神的ダメージがちょっと心配。

残念ながら、『おりひめJAPAN』ノルウェーに負けて、予選リーグ敗退。夢をありがとう!

女子バレーも、予選リーグ敗退。「世界の先を行っていた」あの頃。夢よもう一度。

  富太郎の愕然!

前回金の、女子レスリング土性選手が、1回戦で0-10のTフォール負け。相手が、現世界チャンピオン。

本人もけがでずっと苦しんでいたとはいえ、5年の月日・・・。勝負の世界の厳しさ。


  8月3日(火)

何んということ、にっこにこしながら入場してきて、大学3年生の女の子 入江選手 がやりました。
女子ボクシング初の金メダル。鳥取県は米子西高卒(日体大)。 かたや、米子東(伝統の白帽子)は、

甲子園出場。しかも大会初日の第一試合。米子の街には、盆と正月が一緒に来ているに違いない。
グレコローマン 屋比久選手 が沖縄県初の個人メダルの銅。沖縄の高校生、中学生、ちびっこ達に勇気。

種目別鉄棒で、またまた 橋本選手が金。 落下する選手が続出する中、貫禄の演技。凄すぎっ!

卓球団体は、男女ともに順調。よし、よし。 男子バレー、29年ぶりの8強も、王者ブラジルに0-3で
敗退。若いチームなので、パリに期待。石川選手、お疲れさま。 サッカーは残念だったけど、スペイン
相手に大善戦。3位決定戦の相手は、メキシコ。メキシコ五輪の再現じゃぁ!!

  富太郎、今日のイチ押し

男子板飛び込み。 40歳、6度めのオリンピックの 寺内選手。決勝は、12人中、12位に沈んだけれど、

予選、準決勝を勝ち上がり、最終演技が終わったときに、会場にいる全ての選手、役員が
スタンディング・オベーション。こういう選手のことを『レジェンド』と言うのだろうなと、涙止まらず。


  8月4日(水)

野球。準決勝で宿敵韓国撃破! 一人ひとりが役割を全う。山田哲人完璧っ。あと、ひとつ!!

卓球男子は、準決勝で独に惜敗。リオの借りを返される。残念無念。最初のダブルスを取っていれば・・。

スケボーで、19歳が金、12歳が銀。子供世代どころか、孫世代!? 違う意味で、衝撃(*´Д`*)

女子レスリングは、まず妹ちゃんが金。明日、姉ちゃん頑張れ!

「爆走娘」1500メートル 田中選手は、とうとう4分を切り、決勝へ。何処まで進化する?

  富太郎、今日のイチ押し

女子バスケ。残り16秒で逆転の3ポイントシュート。ってある? 最大13点も差があったのに・・・。

『メンタルが』と言われていた日本選手は、何時からこんなに強くなったんだろう。うらやましい限り。

『自分と仲間を信じる』力。それを裏付ける不断の努力。今日も、いいものを見せていただきました。


 寝不足と暑さで、早くも夏バテ気味の  富太郎


 フォト/開会式で話題になったピクトグラム

     (ハンドボール)

     演出した がーまるちょば って、

     2人組で、パントマイムをやっているのを

     JRの電車のモニターで見たような。

     「仮装大賞」という人もいるけれど・・・。







2021年08月05日