富太郎の日常04 「富太郎ポイント」


 

 前回、「コロナ特別相談窓口」の応援に行った話を書きましたが、窓口で多くの相談のお客様から、

『頑張ってください ! 』と、声をかけていただきました。

 たぶん、どう見ても現役ではない年寄りが、(疲れた顔をして)応援で座っていたのを、気の毒に思われた

のかもしれませんが・・・。

 ご自身のご商売が、売上の激減で大変な時に、こんな富太郎を気遣っていただける。

とてもありがたく、心にしみました。


 そんな時私は、『富太郎ポイント』と名付けているポイント(1P 1円)を箱にためています。


 始めたきっかけは、仕事帰りに地下鉄で座っていたら、幼稚園児くらいの男の子と、そのママが乗車。

空いている席はあったのですが、座ろうとはせず、当たり前のように立っていた親子に何故か感動し、

『富太郎ポイント』を開始。(感動というのともちょっと違うな。心にポッと灯がともるような・・・。)

 少し憎まれ口をたたかせていただくと、スポーツ選手などがよく「見ている人たちに、感動を与えたい」

的なことを言いますが、この『与える』という言葉に引っ掛かります。なんだか上から目線で。

 与えようなんて思わなくても、人は感動するときには感動するもんなんです。


 その後も富太郎の心に灯をともしてくれた『出来事』。

例えば、「(本)下剋上受験の親子」「箱根駅伝の予選会突破
(シード権が復活したら5000Pの予定なのですが、もう一歩)」

「オリンピック日本選手団大活躍」「金足農業連日の大逆転劇」

最近では、コロナで困っている人に無料でお弁当を配る

中華料理屋さんと、黙ってその店に毎日野菜を届ける八百屋さん、
さらにはその店に現金書留でカンパを送る人々に1000P。

 で、どんなところに使っているかは、これも富太郎の気分で、

「国立でミツバチが集めたはちみつの頒布」や、

「わが町国立の飲食文化を守ろうプロジェクトの
クラウドファンディング」に払い出ししました。

 ちょつと見返りを求めてしまうところに、富太郎の
小者感が出てしまうのですが、気持ちです。気持ち。


   歳とともに、どんどん涙もろくなる 富太郎


                試験まであと36日

「フォト / クラウドファンディングでいただいたタオル。

 国立の街が大学通りを中心にデザインされています。

 プロジェクトは一橋の学生が中心となり運営されていました。」


2020年08月22日