富太郎の日常39 『さだまさし 私の・・・』
SONGSはじめ、最近よく「さだまさし(以下”まっさん”)」をテレビで見るなぁと思っていたら、
5月17日のオリコン調べで『さだ丼~新自分風土記Ⅲ~』が4位に入っていました。
根強いファンがいるんですねぇ。 早大には、「さだ研」があるとか。 富太郎も、ファンでした。
という訳で、今回は”まっさん”に関してですが、何時もの「この3曲」ではなく、アラカルトで。
〇 デビューコンサート
フォークデュオ「グレープ」としてデビューして、最初のコンサートを長崎のNBCホールで開催した時に、
チケットが売れず、会場前でスタッフが呼び込みをやったというネタを”まっさん”がよく言っていました。
そのコンサートを富太郎の先輩イヂチさん(イヂチ3姉妹のパパ)が、お手伝いしたんだとか。
イヂチ先輩は、長崎の出身で、高校時代サッカーをやっていて、”まっさん”の弟(台湾でプロサッカー選手
だったらしい)と友達だった関係で、呼び込み(通称キャバレー方式)に参加したんだそうです。
人のつながりって、すごい。
〇 無縁坂
♪『母がまだ 若いころ 僕の手を引いて この坂を上るたび いつもため息をついた・・・』
グレープで売れたのが「無縁坂」。テレビドラマの主題歌で主人公池内淳子の息子役が、三浦友和さん。
三浦さんの実家は、富太郎の実家と同じ分譲住宅内でご近所でした。会ったことはありませんでしたが。
三浦さんの奥さんが山口百恵さんで、”まっさん”が百恵さんに楽曲提供したのが「コスモス」。
”まっさん”自身、セルフカバーもしています。そして百恵さんの息子祐太朗君もカバーしています。
友和百恵ご夫婦は、国立在住。富太郎も国立在住20年ですが、まだお見かけしたことがありません。残念。
ちなみに、祐太朗君は国立市の観光大使です。
〇 木根川橋
♪『木根川橋から 水道路(みち)抜けた白髭神社の縁日は・・・』
中学の同窓会をテーマにした曲。白髭神社は、墨田区にあって、富太郎は錦糸町勤務時代、、
近くを通ったときにコソっと立ち寄ってみました。思っていたよりも、こじんまりとしていました。
同窓会で思い出すのが、クラスで仲の良かった「まっちゃん」。いつの間にか笑顔の素敵なブーバーと
付き合い始めたのですが、ブーバーがまっちゃんと付き合い始めた理由が『さだまさしに似ているから』。
『おー!』と、友達うちでビックリし、祝福していたところ、何時しかフェイドアウト。、
理由は聞けずじまいでした。そしてブーバーが同じクラスの前〇君と結婚したのも、これまた、
”まっさん”の歌でいうところの『よくあるケース』。青春でした。
まっちゃんは、その後、別の素敵な女性と結婚しました。
〇 敗戦投手
♪『敗戦投手の背中は悲しい。その訳を男なら知ってる。長い人生に、一度や二度は、自らマウンドを
降りることもあるから・・・』
富太郎が現役を引退して思うのは、敗戦投手になったとしても、試合を任せてもらえる幸せ。
ベンチには試合に出られない控え選手がいて、スタンドにはベンチにも入れないその他大勢の
部員もいるわけですから。 頑張れぇ! 巨人の松原。
歌の話は・・・、後半に続く。
〇 朝刊
♪『・・・ねぇ、また巨人が負けたってさって 高田の背番号も知らないくせに・・・』
1975年8月に発売の曲です。前年に現役引退した、長嶋監督1年目。嫌な予感はしていました。
「クリーンベースボール」を掲げていたのですが、この曲の発売後、シーズン終了時に我が栄光の巨人軍は
チームの歴史上唯一の「最下位」に沈みました。”まっさん”は、「こんな歌詞を書いたからだ」と
悔やむことしきり。言うまでもなく、我々世代は長嶋さんが大好きです。
長嶋さんが”まっさん”のコンサートを見に来た時に、舞台のそでで花束を渡され、緊張のあまり
そのまま花束を持って舞台に出て行ってしまったということを、とても嬉しそうに話していました。
『ウ-ン、この喋りがなければ、さだ君の歌がもっとたくさん聞けるのにねぇ。』という物まねとともに。
高田の背番号は、8番でした。
〇 パンプキンパイとシナモンティー
♪『2丁目の交差点から17件目で、時々走って2分と15秒。平均112、3歩目に 我らが
コーヒーベーカリー『安眠(あみん)』がある。お人好しのマスター36 独身のわけは・・・』
『待つわ』で一世を風靡した、岡村孝子のデュオ「あみん」の名前は、この喫茶店名からとったとか。
”まっさん”の歌詞は、「スヌーピーのハンカチ(雨宿り)」とか、この歌に出てくる「バラの形の角砂糖
2つ」とか、すごく具体的というか、イメージしやすいというか。俳句の夏井先生が、好みそうです。
そう言えば、「バラの形の角砂糖」って見なくなりましたねぇ。メタボ富太郎は、2つどころか、
コーヒー、紅茶に砂糖は禁じられているので、あっても入れられないのですが・・・。
〇 敗戦投手 続き
幸せ絶頂だった歌の主人公が、街の占い師に呼び止められて、言われます。
『ふ、不吉じゃ。特に生え際が。』「ほっといてくれ。(までが歌詞)」
富太郎にも、思い当たる節あり。
そして、コンサートでは、”まっさん”が「鉢巻が似合う」というネタに展開していきます。
鉢巻が2本巻ける。縦に「神風」と2文字入れられる。
谷村新司さんは「仏法僧」と3文字入れられる。
(松山)千春は「酒池肉林」と4文字入れられる。
この話のオチで、中島みゆきが言い放つのは、「50歩、100歩」だったか、「目くそ鼻くそ」だったか。
〇 関白宣言
テニス部時代、合宿の宴会で、色々な持ちネタの披露がお楽しみでした。
フジシマ先輩の「春日一幸」、オザキ先輩の「船橋ヘルスセンター」、モッチの「アブラハムの子ども」等
無芸・富太郎は、ある合宿で「関白宣言」を歌ったのですが、えらく不評。女子たちの冷たい視線が痛い。
結婚してからも、もちろん歌っていません。
ただ、「お前のおかげで、いい人生だった。」とは、言って死にたいとは思っています。
話が、長くなってしまいました。今回は、ここいらで。
「お人好しの喫茶店マスター」になる夢を、
まだ捨てたわけではない 富太郎
試験まで、あと35日
フォト/敬愛する長嶋さんの『炎のフルスイング』
フィギア。ある年、試験会場まで持参して、
まったく手も足もでず、あえなく三振。
以来、試験日には自宅待機してもらっています。