富太郎の日常 255 『 断 捨 離 ? 』
「マンションに消防点検が入るので、勉強机周りを片付けるように。」との奥の指示に基づき、綺麗に
しようと思ったものの、足の踏み場もない状態に途方に暮れました。 結局は物を捨てなければ収拾がつか
ないとの結論に至り、とりあえず『去年使った模擬試験関係の問題・解説集』と『暗記用に作ったメモ類』
をダンボール箱に詰め込んで捨てると、通路が現れてよしよしと思ったのも束の間、さらに奥から古い基本
書や問題集が出てきて・・・。 その処分にも取り組み始めています。 (何かに使えると思ったのに。)
ものを空いている場所に移動しただけでは、何の解決にもならないと、今更ながら思い知る今日この頃。
『断捨離』が言われ続けるのも肯けます。 でも、『断捨離』というのは仏教用語だと思っていたけれど、
そっち系の本を書いた作家さんの造語だったのですね。 しかも、この自称「言い出しっぺ」さんが、
『商標登録』までしているとは。 『断捨離』をどう使ったら権利侵害で訴えられちゃうのでしょうか。
◯ 断 [新たに手に入りそうな不要なものを断る]
まず「何が不要」で「何が不要ではない」かが、判断できないのであります。 「いつか、何かに使え
そう。」というものが、ほとんど再び日の目を見ることはないというのは、経験上痛いほどわかるのですが
「それでもやっぱり」と思ってしまう。 「必要な時に改めてまた買えばいいじゃん。」というのは、頭で
は重々わかっているのですがねぇ。 『断捨離』というのは、「もったいない」という固定観念に凝り固ま
ってしまった心を開放し、身軽で快適な生活と人生を手に入れようとする思想だそうですが。 なかなか。
奥には「ひとつ買ったら、ひとつ捨てなよね。」と言われるのですが、そっくりそのままお返ししたい。
◯ 捨 [家にずっとある不要なものを捨てる]
少し前の『ボクらの時代(フジテレビ・日曜朝7時から)』に、伊藤沙莉(虎に翼、三角チョコパイ)、玉井
詩織(モモクロ・黄色担当)、堺小春(マチャアキの娘さん)のお三方が出演していて、伊藤、玉井のお二人は
物が捨てられず、引っ越しの折等に、堺さんが「これはいるの、いらないの」とパッパッとより分けてくれ
て、それでもなかなか捨てられず、作業が進まない。という話で盛り上がっていました。 我が家でも、
体育会系たちが「作業してあげようか?」と言ってくれるけれど、大事なものまで捨てられてしまいそうで
とても頼む気にはなれません。 本人たちからすれば、富太郎亡き後、こんなに大量の訳のわからないもの
を残されては叶わんという気持ちがあるのかもしれませんが・・・。 「コレクションや!」って。
本に関しても、奥ではありませんが、1冊買ったら1冊処分しなければ、増え続けるのは当たり前で、
以前、意を決してブック◯◯に引き取りを頼んだことがありました。1回目は、本が入っていたダンボール
が減って、なにがしかのお金も振り込まれたので、2匹目の泥鰌を期待して、昔、清水の舞台から飛び降り
る覚悟で買った高価な専門書も断腸の思いで依頼したら、査定額がウン十円で、完全に心が折れました。
神保町に持って行けば、もう少しの額にはなったのかもしれないけれど、往復の電車賃で足が出そう。
先日は先日で、雑誌雑紙の収集の日に、大量の(背表紙が高価そうな)本が、きちんと紐で括られて出され
ているのを、清掃員の人が紐を外して集塵車に投入していました。 出した人は、思いを込めて紐で括って
いたのではないかと想像したら、ちょっとやるせない気持ちに。 だから?我が机周りは本が山積みです。
◯ 離 [物への執着から離れる]
「物に対する執着」に関しては、育った時代や環境も作用するのではないでしょうか。 欲しいものが
何時でも手に入る(買ってもらえた)人と、そうではない人とでは、自ずと執着度合いは変わると思います。
話はかなり変わりますが、ヤクルト球団の小川GМが今年いっぱいで退任するとの報道がありました。
大学で同じクラスで同い歳。いよいよリタイアかと思っていたら、石破総理(同じ年生まれ)も辞任して、再
出馬しないのだとか。 同列に語るのもはなはだ失礼ではありますが、富太郎も「閉店ガラガラ」を考える
時期がきている気もします。 色々な資格については更新時期がありますが、次は手続きを止めようかと。
中小企業診断士5年、経産省認定支援機関5年、日本生産性本部認定経営コンサルタント3年等。
社会保険労務士の資格は、更新はありませんが、『勤務等』という区分なので、お金をもらう仕事は受けら
れません。 行政書士は会への入会金が高い(20万円)ので、登録していません。 宅建士は試験合格後の
講習を受けていないので、資格を持っているとは言えません。 『ココナラ』の仕事の受付募集も、試験
休み後、再開していないし。 青色申告の廃業届を出すタイミングを考える時期なのかなぁとも思います。
まあ、売上はないに等しいのですが・・・。 ものは捨てられないけれど、「現役への執着」は弱いかも。
ストレッチをしながら、夕飯の支度をしていた奥に
「なんでお腹が凹まないのかなぁ?」と聞いたら、
『シチュー煮込んでるからだよ。』と答えられて
? ? ? となった 富太郎
(後で聞いたら『地球には重力があるからだよ。』
と答えていたそう。 野菜を煮込む匂いがするから
シチューの話しかと思ったと言ったら、『今晩は
カレーだよ。 まだ、ルーは入れていないけど。』
だそうです。 『割れ鍋に綴じ蓋』夫婦。 )

フォト/ 東京都社労士会 公式キャラクター
『シャロロン』 というらしいです。
このクリアファイルの他にも、LINEスタンプの
シールもくれたのだけれど、社労士の先生方は、
顧問先の社長へのLINEに、このスタンプを
本当に使っているのでしょうか・・・。
富太郎がサラリーマン時代、最後から二番目の
仕事が「東京地区の支店の取りまとめ」の部署で、
東京都社労士会さんには、会報に記事を載せて
いただいたり、無料相談会にそれこそ謝礼なしで
先生方にご参加いただいたりした恩義もあり、
退職後も『勤務等』会員として登録を続けさせて
いただいています。 嫌らしい話、
『本会員』よりも会費が安いので・・・。