富太郎の日常 249 『 お預け!! 』
結論。 50%オフの魅力に負けて、もう1年勉強を続けることにしました。 講座の謳い文句は曰く、
「択一式の過去問集」も「記述式の雛形集」も、別途用意する必要はありません。講座に十分に取り込まれ
ています。 曰く「他の教材に手を伸ばすな」本コースの教材で合格に必要十分な知識は網羅されている。
『なぁんだ、簡単じゃん。このコースで合格だぁ!。』と心のどこかでほくそ笑んだのも束の間、導入の
「勉強の進め方」講義で推奨されたのは、講義を聴くのは1回だけにして、問題演習と解説テキストの読み
込みを最低4回、理想は+2回。 って、2~3日に1回講義の配信があって、これだけ復習を繰り返すの
って・・・。 10何年もやっているのだから、いい加減判りそうなものなのに。 と、自分に呆れる。
今回は、金銭的にも、時間的にも、精神的にも、今年も「お預け」になったあれや、これやです。
人生の残り時間は、刻一刻と減っているのだけれど。 まあ、自業自得と言われれば、それまで。
◯ 新しいドライバー
という訳で、今年もドライバーの新調はあきらめることに。 しかし、よく考えれば「何で年に数回しか
行かないゴルフのために、ドライバーを買い替えなければいけないのか?」答えは簡単。「いいスコアを出
したいから」です。 でもそれって、合格を目指すのと一緒で、ドライバーを変える前に、もっと練習すれ
ば? スクールに通って、プロに教えを請えば? とのご指摘ごもっともではありますが、何故メーカーは
毎年新作のクラブを出すのか? 何故お父さん方は、中古クラブ屋さんで凝りもせず、誰かが見限ったセコ
ハンクラブに手を出すのか? 「クラブを変えれば、スコアは絶対良くなる。」(自分の腕は棚に上げ)と、
星に願いを、オーバーザレインボー。 富太郎然り。 虚しい願いではありますが・・・。
若かりし頃、ゴルフだ、テニスだとつるんでいたTY君(当時、彼が70台を出した3回のうち、2回は
富太郎が同伴。 富太郎人生のベストスコアを出した時も、彼が同伴。)は、高らかに宣言していました。
『スコアは、金で買える。』 クラブも、ラケットもよく変えていました。 確かに上手かった。 でも、
「人による。」というのは、この歳になると嫌でも自覚します。 ドライバー代、助かったのかも・・・。
◯ NHK学園「将棋講座」
いつもウォーキングで通る「さくら通り」に、NHK学園の本校があます。 ここには、通信制の高校が
あって、杉田かおるさん、川上麻衣子さん、林家きく姫さん等が卒業生(芸能活動のため他校から転校)。
また、女子バレーボールで全日本の監督もやった中田久美さんは、中3で全日本のメンバー入りしたことも
あり、ここの通信制に入学し卒業しています。 よく、今の生徒さんたちが、思い思いの格好で通学てくる
のにも出会います(スクーリング?)。 ここでは、カルチャースクールもやっていて、去年まではなかっ
た「将棋講座」が始まったのをチラシで見て(「囲碁教室」は前からあった)やる気満々だったのに・・。
まあ、去年買った将棋ソフトも「詰め将棋」を少しやっただけで、パソコンに眠っています。 にもかか
わらず、新聞広告を見て『羽生善治監修 子ども詰め将棋220問』という本を購入。本当に凝りません。
この羽生さんを歌った『たてがみ』という長山洋子さんの演歌がありました。(寝ぐせをたてがみに例え
るという・・・) 将棋を歌った「王将(村田英雄)」とか「歩(北島三郎)」とかはありますが、囲碁の
歌というのは、ちょっと思い浮かびません。 棋士の内藤国雄さんの歌った『おゆき』も売れましたねぇ。
♪「持って生まれた運命まで 変えることなど 出来ないと・・・」 沁みるなぁ。
◯ 島村楽器「クラリネット教室」
こちらも、新聞の折り込みチラシ『夏のおためし 2回レッスン』2回で¥3,300 レッスン後入会金
がお得に! 65歳以上の方半額 に反応。 これまでの人生、楽器が弾けるようになりたいと思いつつ、
高校でギターに挫折し(地道にコード進行を覚えていくことに耐えられず)、自分にはピアノで両手が別々の
動きができるとは思えず、バイオリンやトランペットには触れる機会もなく・・。 で、広告チラシを見て
思ったのが、クラリネットなら音が出るかもしれない・・と。♪「 ドとレとミとファとソとラとシの音が
出ない・・」って全部やないかい! というのは子どもの頃から馴染みがあるし、映画スウィングガールズ
の中でも演奏されていた『ムーンライト・セレナーデ』は、グレン・ミラー楽団のバンドテーマで、「グレ
ミラー物語」も良かったし、同じ脚本家の「ベニー・グッドマン物語」は、あの和田誠さんが『お楽しみは
これからだ』の第1巻の初めのほう(p38)で取り上げているくらいお気に入りのようで、グッドマンの母親
と恋人(仲はしっくりいっていない)が、彼のコンサートで『メモリーズ・オブ・ユー』の演奏を聴きながら
「息子はあなたにプロポーズしますよ」「今しています。」のやりとりは、『クラリネットって、本当に
いいものですね。」と思わせるに十分なものがありました。 と思っていたら、モヤさま2の 田中瞳アナ
卒業スペシャルの最後の最後に、第1回のハワイロケで上手く弾けなかったウクレレを、練習してきたと
つっかえつっかえ「マリーゴールド」を弾き語りするのを見て、ウクレレもいいかもと思ったのも束の間、
残念ながら今年は(も)無理かぁ。 ちなみに、ZIPの齋藤先生の3分授業『三日坊主にさようなら』の
回で、齋藤先生の『三日坊主』は(もらった)尺八の練習だというのを聞いて、ちょっと笑いました。
「三日坊主」は少なくとも始めてはいるけれど、スタート台にも立てない「言うだけ番長」かぁ。残念!
そんな齋藤孝先生の『昭和歌謡界隈の歩き方
人生を豊かにする名曲とその味わい』 を
まさに、今、読んでいる 富太郎
(帯には「沁みる昭和歌謡。かく味わい、
そして歌うべし。」の文字と先生の顔写真が。
髪の毛ふさふさ、しかも黒々で、雰囲気も
態度も謙虚で、ひと回りくらい年下かとずっと
思っていましたが、書いている内容は同世代
だよなぁと訝りつつ、プロフィールを見たら
3つしか違わないのかい!! 日々、学生と
接しているせいでしょうか。 実に若々しい。
気持ちだけでも、見習わなければ。)

フォト/最後の単身赴任地 大館(秋田県)で、
「休日のお楽しみに」と買った コーヒーミル
あの頃も『試験(社労士)に受かったら、珈琲
マスターの通信講座を受ける』と言っていた
ので、毎年試験の終わったこの時期になると
奥から『珈琲マスターには、何時なるの?』
と突っ込みが入るのがお約束です。
♪「 お人好しのマスター 36 独身の理由は
引っ込み思案で 照れ屋で 間抜けの 複雑な
性格による」(さだまさし「パンプキンパイと
シナモンティー」) 喫茶店の名前は『安民』。