富太郎の日常 248 『 気になっていたこと 』
試験が終わって、ここ数か月後回しにしていた事を少しずつ片付けようと思いはするものの、いっこうに
進まない、今日この頃。 勉強机の周りは、模擬試験の問題や解説資料、「間違いノート」等が山積みで、
途方に暮れております。 試験会場で消えたボールペンは、資料の山の中から出てきました。 やっぱり、
平常心ではなかったのですね。 まあ、そんなことも含めて、今回は試験前から気になっていたことについ
て、書かせていただきます。
◯ 「メンタル」か「イップス」か
♪「強いぞ 強いぞ 阪神タイガース」と歌わなければ良かったと思うくらい、試験に気が行っている間
に、阪神の独走状態になってしまいました。 岡本の怪我も痛かったけれど、去年までエース格だった戸郷
の勝てないこと。 マウンドでの「自信のなさげ」な態度も痛々しく、『打たれるだろうな』と思って見て
いると『案の定』という流れのくり返しで、2軍に行ったっきり。 本人は「改善しなきゃいけないところは
明らか。大まかにいえばメンタル。攻めきれない。怖がりながら投げているようじゃ、1軍では勝ちはつか
ないと思います。もっと自分のボールに自信を持った中でいけたら、結果は違っていたと思う。」と言って
います。 メンタルというよりも、球そのもののような気もしますが。 強気で抑えられていたのが、相手
に「いける」と思われたら、勢いだけではなかなか。 高校から入団するときに、甲子園の100回大会で
人気の出たジャパンに選ばれた吉田輝星とか根尾とかに対して、宮崎選抜で練習試合の相手として投げた
ときの「負けるか!」という気持ちの強さを思い出してもらいたいものです。 「ハングリー?」
いま一人、才能はみなが認めるのに大リーグ挑戦が上手くいかず、日本に戻って来ると噂の元阪神、藤浪
投手。 先輩を先輩とも思わないような太々しい選手だったのに、何時の頃からかストライクが突然入らな
くなり、世間では「イップス」と。 イップスというのは、『緊張する場面で、何時ものようなパフォーマ
ンスを発揮できない状態』をいうそうで、強い緊張や不安などの心理的な要因により、無意識的に筋肉が硬
直することが原因のひとつ』だそうです。「環境を変えてイップスが解消された人は、なかなかいない。」
という野球評論家もいたりして・・・。 まあ、一流のプロでも「メンタル」「イップス」になるのだから
ど素人、富太郎が試験会場で実力(?)を発揮できなくてもしょうがないと言えば、しょうがないけれど。
「気を失っていても、無意識に手が動くくらいに繰り返し勉強しろ!」と某講師は言っていたなぁ。
◯ 「べらぼう」に「あんぱん」 (ほぼ敬称略)
1年位前に、フジテレビで『イップス』というドラマをやっていました。 「書けなくなったミステリー
作家」を 篠原涼子 さんが。「解けなくなったエリート刑事」を バカリズム が演じていましたが、篠原さん
の弟の弁護士役が、染谷将太、バカリズムの後輩刑事役が矢本悠馬。 この二人って『べらぼう』の歌麿と
予告編で切腹の場面が映された 佐野政言 であります。場面は被っていませんが。それにしても、あの状況
で、選挙特番で一週空くというのは、毎週楽しみにしているものとしては厳しい。 選挙は大事だけれど。
この矢本悠馬が長年出ている「宝くじのCМ」で5人兄妹の矢本悠馬が三男で、長男が妻夫木聡、次女が
今田美桜。で、この二人は『あんぱん』で共演中。さらに、さらに、矢本悠馬は、富太郎が大好きな「君の
膵臓を食べたい」で、主人公の相手役を演じた 北村匠海 の同級生の宮田(通称ガム君)役。 北村匠海も
やなせたかし役で『あんぱん」の主要人物。 今のNHKのドラマって、時の勢いのある俳優さんを贅沢に
使っているのですね。 それにしても、矢本悠馬のバイプレーヤーとしての売れっ子ぶりは、凄いです。
富太郎が矢本悠馬を最初に認識したのは、「ファンタ」のCMでした。 ファンタといえば、先日亡くな
った長嶋さんは、ジャイアンツの多摩川グラウンドの側で長年営業していた「おでん屋さん」では、必ず
ファンタグレープとおでんを注文していたと、このおでん屋の娘さんがインタビューで答えていました(こ
のおでん屋さんも最近店を閉めた)。 ♪「あの人は もう いない」か。 寂しいなぁ。
◯ 桐朋女子高
来年上期の朝の連ドラ『風、薫る』の主人公に決まった 見上愛さん の出身高校。(大学は日大の芸術で
『あんぱん』で主人公 のぶ の妹役で、主役を食ったと評判の 河合優実さん は同級生らしいです。)
普通科と音楽科があって、卒業生には中村紘子さん、高嶋ちさ子さん、COCOMIさん等々そうそうたる
顔ぶれが。 あの 世界の小澤(征爾) も卒業生。って「女子高じゃないのかい!」って思ったら、音楽科は、
男女共学なんだそうです。 ちなみに男子部は、国立にあります。 で、なんで、今、桐朋女子かというと
夏の高校野球の地方予選がまっ盛りですが、ハンドボールのインターハイの予選は、試験前の6月中に終っ
ちゃったのですが、見上さんが中学から高1まで所属していたハンド部が、(知っている限りでは)初めて
春の関東大会に出場。インターハイ予選でも準決勝まで勝ち進みました。準決勝の相手は、一昨年全国三冠
去年は準三冠(インターハイ準優勝)、今年の春選抜も準決勝進出と、全国でも屈指の強豪S学園。 そんな
相手に61点取られて敗れはしましたが、26点取って、引いて守って一方的にやられるのではなく、ノー
ガードの打ち合い的に挑んでいった事が伺えます(決勝戦のスコアは33-12)。「公立」ではないけれど
判官びいきの血が騒ぐぅ! 秋の新人戦が楽しみです。 まあ、メンバーは入れ替わるのでしょうが。
その頃には、試験の結果も出ているよなぁ。
結局、各予備校の「本試験問題徹底分析」会を
毎日、梯子して視まくった 富太郎
(それにしても、富太郎が撃沈した午後択一の
「商業登記」8問中2問が割れ問(複数の解答が
考えられる)とか、記述式が2問とも「難」「超難」
という評価で(「悪問」と断言する講師も)、
しかも「相続登記」を入れるがどうかで、予備校
同士が『争い』のようになっている問題も。
プロが時間をかけて検討してもこんな状態なので、
限られた時間の中で、極限状態で解いている受験生
(少なくとも富太郎)には、厳しい問題でした。
でも、合格する人はいるんだよなぁ!の相対評価)

フォト/ウォーキングの途中で見かけた、三毛猫
起こっしゃって、ゴメン、ゴメン。
奥にこの写真を見せたら「メスだね。」と即答。
なんでも、染色体の関係で、オスが生まれる
確率は、3万分の1なんだとか。 超貴重。
「三毛猫ホームズ」はメスだったのか。
♪「駐車場のネコは アクビをしながら
今日も一日を 過ごしてゆく・・」(ゆず「夏色」)
まさに、今の富太郎そのもの。