富太郎の日常218 『 あの時みんな若かった 』
♪「あの時 君は 若かった わかって欲しい 僕の心を・・・」1968年発売の ザ・スパイダース 。
Wボーカルの、堺正章さん・井上順さんは、いずれも21歳。御二方は、現在78歳。♪「時は流れた~」
なぜ、今回このテーマかというと、前回本箱から引っ張り出した『広面んだんだ通信』のなかで、唯一
記憶にあったフレーズ『「秋田の出版社のおやじ」と書いてあるのはまさかオレのことじゃないだろうな』
が気になって、探して読み直してみたところ、『プッツン娘に夢中!(P26)』の中に出てきました。
このプッツン娘というのが、作者曰く『まだ二十六歳だというこの小娘に徹底的にうちのめされた。行動
力や実行力がケタ違いだし気負いやてらいもない。底抜けに元気でドジで涙もろい。灰谷健次郎は会った
その日から「ケンちゃん」で筑紫哲也は「テツヤ」と呼び捨て。あのじゃりン子チエの十年後という感じ
なのである。』だそう。 で、このプッツン娘が誰かと思えば、「総理!総理!」の 辻元清美 さんでした。
昭和のおじさん方が、雑な扱いをされて悦んでいるという、いにしえのスナックのような・・・。
まあ、金八先生で「顔はやばいよ ボディー ボディー」と言っていた 三原じゅん子さん が大臣、しかも
「こども政策 少子化対策 若者活躍 男女共同参画 共生・共助」内閣府特命担当というのは、ドラマ
『不適切にもほどがある』でいじった 宮藤官九郎 でも、さすがにビックリでしょう。♪「時は流れた~」
◯ 子役
金八先生で、三原さんと共に出演していた 杉田かおる さんは、15歳で母親になるという衝撃的な役で
したが、『パパと呼ばないで』の幼稚園児「チー坊」をやっていたことで、さらにインパクトが大きかった
と思います。 まあ、あの 愛菜ちゃん と 福くん が二十歳になって「お酒を飲む」なんて話をするように
なったわけで・・・。 歳をとる訳だ。
現在、富太郎が毎週楽しみに観ているドラマのひとつが『放課後カルテ』です。 ビックリするのは、
子役の子たちのセリフが上手いこと。 富太郎の子供の頃にも、記憶に残る子役さんはいましたが、まさに
子役独特の喋り方でした。 「アッちゃん」「コメットさん」に出ていた、ちょっと太っちょの 蔵忠芳 さ
ん。 ご両親とも俳優さんで田園調布出身「チャコちゃん」こと 四方晴美さん。その弟「ケンちゃん」役の
宮脇康之 さん(三原さんと噂があったような・・) ドラマでの記憶はないのですが、明治マーブルチョコ
のCMに出ていた 上原ゆかり さん。 同じ歳で、いい男(美少年)だったけど、セリフが棒読みだった
「悪魔くん」「ジャイアントロボ」の 金子光伸 さん。 今を時めく「右京さん」こと 水谷豊 さんも、子役
で「バンパイヤ」というドラマに出ていました。 人から狼に変身?するシーンが怖くて、富太郎は見てい
ませんでしたが・・・。 水谷さんは、お隣の立川市のご出身です。
◯ 小泉今日子さん
『団地のふたり』の小泉さん、肩の力が抜けていい感じでした。が、50代感を全面に出していました。
さっきも触れた『不適切にもほどがある』にも、ご本人役で出ていて「見て見て、あのおばさん。キョン
キョンなのに、キョンキョンじゃない!」なんて言われていました。何でオファーを受けたのでしょう。
このドラマは1986年と2024年を往ったり来たりしていて、86年では20歳のポスターのキョンキョン。
現代では、小川先生役の阿部サダヲに「今、キョンキョン58。こんな感じ。 あっ、40周年おめでとう
ございます。」なんて言われていました。 そう言えば、NHK BSで『小泉今日子40周年スペシャル』
という番組をやっていて、初めてテレビに出たときのインタビューの場面が映っていました。 16歳。
花の82年組。 85年に「なんてったってアイドル」が売れて、89年には富太郎が大好きだった『愛し
あってるかい!』に陣内孝則や ギバちゃん なんかと主演。 秋田のスナックで♪「アー ユア レディー?」
と歌っていたのは、はるか昔。店の名前は「レディ」だった気が。 その後、こちらも好きな『センセイの
鞄』(原作:川上弘美)で30歳上の古文の先生(柄本明)とお付き合いする映画が2003年で、37歳。
てことは、先生は67歳で、今の富太郎と同い年か? その後2013年に朝ドラ『あまちゃん』で主人公アキ
のお母さん役。当時47歳。この時もクドカンだ。 そして、つい先日、札幌で「年を重ねても前向きに
生きる考え方」という講演会をやったらしいですよ。 いい歳のとりかたをしていて、羨ましい限りです。
◯ 昭和で止まっている夫婦
歌人の 穂村弘 さん が、読売新聞の夕刊に月に2回くらい連載している「蛸足ノート」というエッセイが
とても面白くて、楽しみにしています。 穂村さんは富太郎とほぼ同世代(ちょっと下かな?)で、価値観
とか、ものの感じ方なんかに近いものを感じるからかもしれません。 先日の記事を、ちょっと引用させて
いただきす。『朝の散歩をしている時、妻が云った(穂村さんは、奥さまとよく散歩に行かれます)。
「麻布台ヒルズって凄く高いんだって」 「え、値段が?」 「じゃなくてビルの高さ。日本一らしいよ」
「へえ、そうなんだ。知らなかった」・・・「それまでは大阪の、ハル、ハル・・・」 「あべのハルカス
?」 「そう、そこが一番背が高かったんだって」 「そうらしいね」 「よく知っているね。あたしなん
か、日本一高いビルといえば池袋のサンシャイン60で止まってたよ」 「あはは。それを云ったら、僕な
んか霞が関ビルだよ」 「それは古すぎるでしょう!」 ・・・ 昭和で止まっている夫婦を置き去りにし
て、令和の時間はぐんぐん流れ、ビルはどんどん高くなってゆく。』(2024.11.19)
なんか、我が家の会話に似ています。 我が家と同じ「割れ鍋にとじぶた」、と言ったら失礼か。少し前
に書かれていた「テレビが壊れたので買い替えた。これが人生で最後に買うテレビかもしれない。」という
表現にハッとしました。 確かに「人生、これが最後」という事が知らぬ間に起こっていそうです。
連載をまとめた『蛸足ノート』という単行本が、中央公論新社から発売されています(税込1,980円)。
禁酒1か月。 体重が3㎏減った 富太郎
中大駅伝部も、復調の気配。 いいぞいいぞ、オイ。
(秋田で♪「ヘイ ヘイ ヘイ ヘイ ヘイ・・・」
と歌っていた時は、今よりも体重は20㎏ほど少なく
ウエストは20㎝ほど細かった。 あの頃、富太郎も
若かった。 ♪「・・・時は 流れた」)
フォト/キョンキョン 『見逃してくれよ!』 の
カセットテープ。 クノール「いいじゃんキャンペーン」
イメージソング 。歌詞カードに『コイズミ「いいじゃん
グッズ」プレゼント』の応募券が残っていました。
締切は 平成2年5月31日[当日消印有効]
もう一曲
♪「・・・誰もがみんな ちょっとずつ年をとってゆくから
何でもない一日が 実はすごく大切さ・・・」
(毎日がスペシャル)