富太郎の日常210 『内心の自由』
試験の結果発表から1週間。 今だに力の入らない富太郎です。 今年は「入ったぁ!」と思ったんだ
よなぁ。 「その自信は何処から来るんだ、富太郎!」と、都立◯◯◯ハンド部に言い返されそうです。
♪「・・空に唾を吐く・・」(『虎に翼』オープニング) 一応、反省会ということで(泣)。
◯ 読み違い(再び)
漢字の読み違いであれば、違っても意味(ニュアンス)は大体合っています。 誰かに聞かれなければ、
恥ずかしい思いもしないし。 今回は「合格点」の読みを外して、ひとり期待の、ひとりがっかり。
聞いてくださいよぉ。 予備校の「合格予想点」は、択一の基準点150点(公表済み)+記述基準点
70点(例年満点のほぼ50%)+上乗せ点35点(例年満点の1割程度)=255点。 富太郎の「予想
得点」は、択一162点+記述97点(予備校の再現答案添削サービス×記憶に頼った再現なので0.9)=
259点OK。 発表の『筆記試験合格点』は、択一150点+記述83点+上乗せ点34点=267点
記述の基準点が、13点も高いやないかい! 確かに、「今年は配点変更(70点から140点)があり、
読めない」と予備校も言っていたけれど・・・。 で、送られてきた『成績通知表』によれば、記述式の
得点は、不動産登記41点(予備校採点47点)、商業登記53点(同61点)、合計94点(▲3点)。
合計256点で、合格点までマイナス11点。 合格点267点以上の人は751人で、富太郎は1,094
番目。 ただ、合格者の受験番号一覧には550人(富太郎調べ)しか載っていないので、去年の富太郎の
ように、「記述の基準点で足切り」にあった人が200人くらい居たようです。 記述基準点被害者同盟。
またの名を♪「わたし さくらんぼ ・・・」 来年の夏、また、お会いしましょう。
◯ 敗因分析
去年までパリーグで3連覇を果たした、オリックスの中嶋監督が、5位に沈んだ責任を取った形で、退任
されました。 電撃退任の理由は『慣れ』なのだとか。「選手からひたむきさが消えた。選手が言っても
動かなくなった。今まで通りやったとしても、人って慣れるじゃないですか。慣れのほうがより多く、より
強く出てしまったのかなと思いますね。 全力疾走であったり、攻守交代であったり、そこだけはしっかり
やってくれと。 CS、日本シリーズならやるのに、1年間通してやるというのが約束だったのに。」
耳が痛いです。 ここ数年「あと一歩」のところまで行っていて、去年は択一で高得点を出して、「あと
は運だけだ。」と勘違いしていたかと。 『ツーラン・スクイズ』とか言って、他の資格試験と二足の草鞋
的な勉強をしていた・・・(確かに、同じことの繰り返しで、飽きていた部分もあります。)。 今年も、
実は、7月以降他のほうを中心に勉強(小心者なので、被ってる科目中心ですが)。 不合格確認後、即日
司法書士試験の勉強に切り替えたら、なんだか地元に帰ってきた感じで、妙に落ち着いた気分で(落ちたの
のに)、「おー、みんな知ってるぜ!」的な。 その昔、中畑清さんが新人の頃、1軍から2軍に落とされ
て、『不肖、中畑清。戻って参りました。』と挨拶して、2軍の監督・コーチに怒られたという話しを思い
出しました。 そのまま終われば、来シーズンを迎えることなく、クビなんだよなぁ。
『来年が最後のつもりで、基本から丁寧に積み上げます。』 って、毎年言ってるよなぁ・・・。
◯ (一応、)たら・れば
もう30年くらい前、プロゴルファーの芹澤信雄さんと俳優の中村雅俊さんが、テレ東で『ゴルフ熱中塾
』というラウンド・レッスン番組をやっていて、中村さんがミスショットした時に、一回だけ「たられば」
と打ち直しができるというお約束がありました。 余談ですが、最近の男子ゴルフは石川遼君以外、馴染み
の選手はみんな、シニアのトーナメントに出ているし、「格付け」に出ていた中村さんは、とても老けて
いたし。萬田久子さんも然り。「自分も歳を取る訳だよなぁ」と妙に納得し、少しショック。 閑話休題。
最初にインターネットで受験番号がないのを見た時には、「足らなかったのは1点?、2点?」と不遜
にも思ったのですが、『通知書』が届いたらマイナス11点では、実力不足ありありで、如何ともし難い。
しいて言えばですが、以前にも書いた某予備校の『選択肢4・最強説』で自分の答案を検証したところ、
正解肢が4で、富太郎が間違えた問題が7問。 うちAランク(間違えてはいけない)2問は、イカンガ
ー。 Bランク(合否を分ける)が2問。 Cランク(捨て問)3問。 まず、Cランクは考えても判らな
いのだから、迷わず4を選んでいれば・・・(下手な考え休むに似たり)。 あとB2問のうち1問「判ら
ないから4」とやっておけば。 で、3点×4問で12点上乗せ。 合格点クリア。 だったよう(泣)。
『獲らぬ富 郎の皮算用』 恥ずかしい~!!
最後に、先日ある歌の紹介番組で聴いた『ロンリー』(2010年、作詞・作曲・歌 阿部真央)
♪「・・・何気に頑張っているから ねぇ 神様早くご褒美をください・・・」 ((心の声)))
でも『神様は二度は助けてくれない。』って、オリンピックの銀メダリストは言ってたよなぁ。
サザンの「茅ヶ崎ライブ2023」のエンディング、
『杜の詩』の♪「・・・Oh明日を夢見る 馬鹿で
ごめんなさい」いうフレーズが、頭から離れない
富太郎
(誰に対する「ごめんなさい」なんだろう。
富太郎的には 奥 かなぁ。)
フォト/上 CD『JAZZで聴く 桑田佳祐作品集』
下 『ニューミュージック・インストゥルメンタル
桑田佳祐 作品集』 のカセットテープ
『野球は巨人、ピアノはショパン』というのは見栄で、
勉強中のBGMは、最近はJ-POPのピアノJAZZ。
思えば、約40年前、外部派遣の社内選考試験の
勉強をしていた時も、このカセット他(ユーミン等)を
流していました。
特に、雨の日は心に沁みます。
参 考
憲法19条 【思想・良心の自由】
「思想及び良心の自由は、これを侵してはならない。」
思想・良心の自由は人の心の内心の話であり、
絶対的に保障され、公共の福祉の観点から制約は
受けないそうです。
つまり「思うだけ」なら可。 見逃してくれよぅ!!