富太郎の日常199 『夏メロ70年代&80年代』

 テレ朝で、試験前にやっていたのを録画しておいた「昭和の名曲!夏メロTOP30 70年代&80年

代の青春プレイバック」3時間番組を、CMや嫌いな歌手の曲を思いっきり飛ばしながら見終わりました。

 ♪「緑が 空の青さに輝いて・・・」キャンディーズの『夏が来た!』が70年代の第24位で登場し、

大喜び。 同じくキャンディーズの『暑中お見舞い申し上げます』は70年代、堂々の第3位でした。

 それにしても、歳のせいか、歌(歌手)の好き嫌いが益々はっきりしてきていて、自分でもびっくり。

 ○ サザン

 70年代の第1位が『勝手にシンドバッド』(1978年)。 出始めは、富太郎が大学生の頃。 自分の事

は棚に上げて、ずいぶん「軽い連中」が出て来たなとの印象。 テレビでも「色物」的な扱いだったような

気がします。 この曲名も「ジュリーの『勝手にしやがれ』と、ピンクレディーの『渚のシンドバッド』を

合わせて付けました。」的ないい加減な説明を本人たちがしていた記憶がありますが、第2位の本家『渚の

シンドバット』を押さえての堂々の第1位(『勝手にしやがれ』は冬?の曲)。が、一発屋ではなかった。

 80年代では、30曲中6曲がサザン。 27位『匂艶 THE NIGHT CLUB』 26位『鎌倉物語』

21位『Bye Bye My Love(U are the One)』 20位『悲しい気持ち(Just A Man in Love)』

13位『Oh! クラウディア』 そして2位が『チャコの海岸物語』 ♪「・・・愛してるよ~!」

 残念ながら1位は、米米CLUBの『浪漫飛行』。 ボーカルの 石井竜也 は、同期の まはら君 の軽音の

後輩と聞いた事があるような気がします。 アレっ、聖飢魔Ⅱのデーモン閣下だったっけか・・・。

 それでもサザンは、夏メロに強かった。 何と言っても「南の(Soothern)」All Stars ですから。

 ○ えっ、そうなの?

 この番組は、「今、聴きたいのはどの曲か」全国一斉アンケートを実施 が、うたい文句でした。

確かに80年代は、第3位の『青い珊瑚礁』を筆頭に、松田聖子が5曲(29位『白いパラソル』 25位

『はだしの季節』 14位『夏の扉』 11位『渚のバルコニー』)。 中森明菜が、すべてベスト10で

3曲(10位『サザン・ウインド』 7位『ミ・アモーレ』 6位『スローモーション』)には、納得。

 でも、キョンキョンは『渚のはいから人魚』(17位)だけ? 早見優の『夏色のナンシー』は圏外?

って、「それはお前の好みだろう!」と言われれば、仰るとおりなのだけれど、ちょっと残念。

 そんな中、70年代の第25位に、伊藤咲子の『ひまわり娘』がランクイン。 百恵ちゃんの『夏ひらく

青春』の29位を上回りました(百恵ちゃんは『ひと夏の経験』が第11位)。 伊藤咲子は、紅白にも

出場した人気アイドルだったけど、富太郎の記憶の中では、「あのねのね(片割れが都知事選に立候補して

いた)」司会のお正月番組で、アイドルが振袖で「羽根突き対決」をするというコーナーで、何回勝っても

『もう一回』『もう一回』と何度もやり直しをされて、その相手が百恵ちゃんだったような気が・・・。

女の子たちは、みんな一応笑顔だったけど、目は笑ってなかったよなぁ。 なんか、切なかったなぁ。

 ♪「・・・つらいだけの初恋 乙女のワルツ 」

 ◯ 大人の事情

 『もう一回』は、多分「大人の事情」があったのでしょう。 (富太郎の場合は、「実力」の問題。)

 「大人の事情」と言えば、伊藤咲子と同じ1958年4月生まれのビックアイドル、桜田淳子。 『十七の夏

(1975年)』 『夏にご用心(1976年)』 『気まぐれビーナス(1977年)』 と、夏メロのヒットを

毎年連発していましたが、芸能界を離れた理由が「総理銃撃」の遠因にもなった『宗教』絡みだったので、

ちょっと映像は使いにくいのかも。 当時のアイドルの中でも、色々な意味で芸能界向きだったと思ったの

ですが、残念です。 ご本人的には♪「・・・幸せの形くらい 私に決めさせて 」と言うのでしょうか。

 そして、もう一人は国立音大付属中高校卒業の、こちらもビッグアイドル、天地真理。 人気でいえば

『恋する夏の日』なんか、70年代ぶっちぎりの1位ではないかと思うのですが・・・。 これも富太郎の

個人的な印象では、テレビで観ない日はないくらいの人気者が、『君よ知るや南の国』という舞台に出て、

1か月空けたら、潮が引くようにパタッとテレビに出なくなりました。 病気をしたと聞いたような気も

しますが、アダルト系の映像に出演したとか、体型がアイドル時代とあまりにも変わりすぎたとか・・・。

当時「ライザップ」があれば、復活の目はあったのか? それとも、所属事務所で揉めたのか? あれだけ

一世を風靡したタレントが「映像封印」というのは、「大人の事情」恐るべしです。 やっぱり残念です。

 ♪「あなたを待つの テニスコート 木立の中昇る白い 朝靄・・・」


 週2~3回、小1時間のウォーキングで

 早くも色黒になった     富太郎

(♪「日に焼けた素肌が シミになったところで

 それはお天道さまのせいじゃないのよ・・・」

 と歌っていたら、奥から『歌ってないで、早く

 緑のヤツ(水分たっぷり、ひんやりジェル)を

 塗りなさい!』と、強めの教育的指導を受け

 ました。 塗っても、ヒリヒリ。)

 

 フォト/サザンの『茅ヶ崎ライブ2023』DVD

 4月発売でしたが、試験終わりまで我慢していたら

 なんと、36%引きに。 業界の人も、大変!

 今回のTOP30に出てきた曲は、アンコールの

 『勝手にシンドバッド』だけでしたが、番組では

 研ナオコの曲として80年代第15位に入っていた

 『夏をあきらめて』も集録されていました。

 

 年上だけど、『やるなっ、桑田佳祐!』 









2024年07月26日