富太郎の日常192 『口癖・雑言・決め台詞』
今日5月31日。映画『からかい上手の高木さん』が公開されます。主人公のひとり 高木さん の口癖が
『そっか そっかぁ』。 富太郎の周りにも、これが口癖の人が何人かいましたが、ニュアンスは微妙に
違います。 高校の同級生の『そっか そっかぁ』は、「じゃあ、次の話題にいこうか。」というサイン
だったし、大学でカウンセラーをやっている知人の『そっか そっかぁ』は、「あなたの話に興味があり
ますよ。」と受入れ姿勢100%。さすがプロという感じ。 同じ言葉でも、意味するところは・・・。
〇 「やん」「じゃん」
集英社の青年マンガ雑誌ではなく(ちなみに「高木さん」は小学館)、富太郎の関東では「〇〇じゃん」
とよく使うのに対し、関西のイメージは「〇〇やん」。「やん」「やな」「やろ」の三段活用。 ほかの
地域ではどうなのでしょう。 浜松のベテラン女性は「〇〇じゃん」って使っていたなあ。
広辞苑では『ジャン フランス語の男子名。女子名はジャンヌ』と出ていました。 ひとつ前が『シャン
ドイツ(学生語)美人。』 『やん』は掲載なし。
〇 「最高」「最低」
阿部監督に代わって、今年のジャイアンツの試合は観ていて面白いので、連日熱心に応援しています。
阿部監督の現役時代の、お立ち台での決め台詞が『最高でぇす!』。 今でも時々ヒーローインタビューで
『最高です!」という選手もいるけれど、めったにお立ち台に立たない選手が言っても、「借り物」みたい
で、なんだか・・・(あくまでも個人的感想)です。
一方、『「俺は最低だ」と言って死ぬのは「勝手にしやがれ」のジャン=ポール・ベルモンドであった。
しかも自分の手でまぶたをおろしてから死ぬ、なかなか卓抜した死に方である。』 と、和田誠 さんの
『お楽しみはこれからだ』に書かれています。 全7巻のうちの1巻目の真ん中あたり(146頁)。
和田さんにとっても、思い入れのある映画であり、台詞なのでしょう。 前回、富太郎の歌った(?)♪「
悪い事ばかりじゃないと 思い出かき集め・・・」のジュリーの『勝手にしやがれ』はこの映画がモチーフ
になっているようです。
「最高」「最低」と言うと、時節柄、模試の結果を連想してしまいます。 自爆。 残念!
〇 「バカ」か「アホ」か (敬称略)
試験も直前期を迎え、模試の問題も難しくなって来ました。 テキストにも出ていないような肢も混ざっ
ていて、そういう肢を間違えるのはしょうがないですが、基本中の基本を問題文をちゃんと読まなかったり
他の内容と勘違いした時には、自分に腹が立って「なにやっとんじゃ、ボケ!」とか「アホちゃいまんねん
パーでんねん!」とか・・・ぶつくさ。 罵詈雑言には、関西弁がよく似合うの法則。その昔、さんまが
大竹しのぶに「ばっかじゃないの!」って言われるのが一番こたえた。「アホ」には温かみがあるけど、
「バカ」はとても冷たく感じる、的な話をよくしていました。 確かに、自分に向かって「バカ、バカ、
バカ!」っていうのも、少女マンガみたいでねぇ(って、何時のだ?)。 腹の虫が治まらないと、野球の
中継で、チャンスで打てなかったり、スクイズを失敗した選手に画面越しに「何やっとんじゃ、ボケ!」。
奥に聞かれると「そういう汚い言葉を使わないの!」と警告を受けるので、「あ~、やだ、やだ!」と
言えば、「お義母さんの言い方そっくり。」と止めを刺される始末。
最近は『フキハラ(不機嫌ハラスメント)』と言うらしいですよ。「パワハラ」、「セクハラ」、「カス
ハラ」等々はよろしくないけれど、「不機嫌」になることだってあるよなぁ。 何でも「ハラスメント」に
なっちゃって、金メダルを取らなくても『なんも言えねぇ!』。 「あ~、やだ、やだ!」
だんだんと問題を解いている夢見が多くなってきた
富太郎
(毎年のことなので、慣れっ子ではありますが、昼間
眠くて、眠くて。 テキストを読みながら、意識が
飛ぶことしばしば。 寝ている間に、頭に入って
くれないものでしょうか。)
フォト/巨人軍 球団創設90周年 選手タオル
『いわゆる1つの(いや2つの)』ちょっと早い
父の日のプレゼント。 阿部巨人には、今年こそ
『メイク・ミラクル!』をお願いしたいものです。
関係各方面から『おまえもな。』の声・・・。
『承知!!』
♪「いい事だけ いい事だけ 思い出せ~!』