富太郎の日常172 『いいこと、思い出せ!』

 箱根駅伝ロスが癒えず、下品な書き込みに落ち込み(なぜ人を不快にするような書き込みをする?)、

成人式の日の夜中1時過ぎの、暴走バイクの空ぶかしに腹を立て、問題を解くたびの自分のケアレスミスに

腹を立て、「政治と金の問題」に腹を立て、相次ぐ著名人の訃報に涙し、今年最初のウォーキンングで左足

ふくらはぎが痙攣し、パソコンは不調でいうことを聞かず・・・ 嗚呼!何という年の初め。こんな時は、

 ♪「もし自信を失くして くじけそうになったら いいことだけ いいことだけ 思い出せ・・・」

 〇 人情

 能登では、まだ余震が続き、被災者の方に心からお見舞いを申しあげるとともに、災害復旧に携わる方々

には頭が下がる思いです。 そんな中、被災地の小学校に「大谷グローブ」が届いたとのニュースが。

今はそんな気持ちにはなれないかもしれませんが、いつか『野球やろうぜ!』のメッセージが、子供たちの

希望になると信じて疑いません。 

 高校サッカーでは、地震で応援が来られなくなった石川県の星稜高校のために、他校のサッカー部員が

駆けつけての友情応援。 対戦相手の市立船橋も、横断幕やメガホンの差し入れ。 星稜は負けちゃった

けれど、選手たちは、人生の何かすごく大切なものを手に入れたのではないか。 そんな気がします。

 〇 オリンピックイヤー

 不定期に「Olympics」というメールが届きます(「東京オリンピック」のチケット購入以来。)

つい最近は『オリンピックイヤー到来!』というテーマで、各競技の予選の日程や有望選手の紹介など。

そうか。去年、男子のバスケやバレー、ハンドボールは出場権を獲得しましたが、女子は今年最終予選が。

女子ハンドなんか、あと1点でアジア枠での出場権を逃し、4月に欧州で最終予選があります。

 サッカー、ラグビー、バレーボールは年末年始に高校生の大会が行われましたが、野球やその他の競技は

春休みに「選抜大会」。 今月の終わりには甲子園の出場校が決まり、富太郎推しのハンドは、2月の上旬

に関東大会兼選抜予選。 特に女子は昨年のインターハイと国体の決勝が同一カードで、2年生主体だった

東京・千葉の対決が注目されます。

 サッカーワールドカップの予選も始まるし、メジャーリーグは、オオタニさんはじめ多くの日本人プレー

ヤーの活躍を期待。 おっと「今年はアベ!」巨人への応援を忘れてはいけません。東都六大学野球然り。

箱根の借りは、神宮で返えせぇ! 打倒、青学。 スポーツおやじの血が騒ぎ出しました。

 〇 同志

 日テレの藤井アナはじめ、多くの芸能人が「宅建」に合格したとの記事を目にします。 プレバトで絵の

才能がすごい俳優の 田中道子(先生称するところの 光の道子 )さんは一昨年「1級建築士」試験に合格。

 元巨人の 池田駿投手(30)は、「公認会計士」試験に合格。2年間1日10時間の勉強を続けたそう。

更には、もとボキャブラ芸人の「どーよ・ゲンキ」さんが、6年半で「司法書士試験」に合格との記事が。

『なぁにぃ~、やられちまったなぁ!』 勉強時間は平均1日8時間だそう。 やることをやっての合格。

「続けることが大事!」とのビル・ゲイツや欽ちゃんの言葉に励まされていたとのこと。 『継続は力』

 新聞にも『漢検準1級』を目指す72歳の女性の「私は虎視眈々と狙っている。・・・獲物を狙っている

ご同輩、一緒に頑張りましょう。」という投稿に触発されて、73歳の女性が「自分の中に眠っていた虎が

目覚めたような感覚だった。」と『フランス語検定』への再挑戦を決意との記事が。 負けてらんねぇ!

 なんか、元気出てきた。 よっしゃぁ! 『声出していこ~!!』


 年明け、まだ視るテレビドラマが決まらない

 富太郎   「ブギウギ」も止めちゃったし。

(とりあえずプライムビデオで『薬屋のひとりごと』

 というアニメを1日1話見るのを楽しみにしています。

 ちょっと笑いの要素が少なくなってきたかな。)

 

 フォト/伊集院 静 さんの随筆集『ねむりねこ』

 2003年10月刊行

 (この講談社文庫は2008年9月12日第1刷発行)

 伊集院さんは、ごく最近、訃報に触れたお一人。

 国立市縁の作家、山口瞳さんの後を受けて書かれていた

 サントリーの「成人の日の朝刊の広告」新成人への

 エールの文章も、今年が最後になりました。

  この文庫本にも『Ⅳ 我慢することだ』という

 章に「新二十歳へ」との題で2000年から2002年

 分(担当し始めた3年間)が掲載されています。

 ・ 主張せよ。独り、静かに飲め。

 ・ 君は誰ですか。酒場の隣の君に。

 ・ 二十歳のポケット。新しい人に乾杯。

 そして、今年の題は『誇り』。

 亡くなる1か月ほど前に書かれた文章のようです。

 『 大切なものを抱いて、進むんだ。 伊集院 静 』

 と、結ばれていました。

 

 ♪「ギンギラギンに さりげなく さりげなく

   生きるだけさ」 を作詞したのも、

  伊集院 静 さん。 合掌。



 と、『キンキ堂本剛(44)と、ももクロ百田夏菜子が

    電撃結婚』 の一報が・・・。

 「もののふ」ではないけれど、富太郎びっくり!!

 そして、なんと『ねむりねこ』の「新二十歳へ」の

 前に書かれている文章が「キンキの椅子」という

 KinKi Kidsに関する話しじゃないですか。

 しかも、山下達郎さんの曲に詩を書いて、キンキに提供

 しているとのこと(曲名は書いていないので解からず)

 で、2度びっくり!!

 絶対、伊集院さんも喜んでいますよ。

 おめでとう。

 なんか、心が ほわ~ん と温かくなってきた。

 ありがとう。




2024年01月12日