富太郎の日常162 『 長 』
♪「恋にゆれる 心ひとつ・・・」(松山千春1981『長い夜』)「大丈夫か? 富太郎!」とのご心配は
無用です。 ただ、「夜が長くなましたねぇ。」ということが言いたかったのです。 11月1日の東京の
「日出」は6時02分、「日入」は16時47分。 年寄りの特権で、毎朝4時頃には起きてしまう富太郎
は、夜が明けるまでが長い、長い。 たくさん勉強ができるのであります。 なぁんてね。
〇 なげーよ!
「富太郎が、司法書士試験に合格できない期間か?」って、おっしゃる通りなのではありますが、齢を
とって、最近こらえ性がなくなってきた結果、野球の試合が長くて、ずっとは見ていられない。パソコンの
「1球速報」を見ながら、ドラマの録画など見つつ、チャンスになった時だけ、中継画面に切り替える。
先日来、熱戦が繰り広げられていたバスケ、サッカー、ラグビー、ハンドボールなんかは、展開が早いので
よそ見をしていられません。 卓球、テニス、バレーボールは、スピード感はあるけれど、見ている分には
動きは単調かな。やればとても楽しいのだけれど。 カーリングに至っては、途中に「もぐもぐタイム」も
挟んで、時間の流れが優雅。 結果はとても気になるものの、最初から最後まではなかなか・・・。
こないだのゴルフも、元気にスタートした割には、ハーフの後半はとても長く感じました。って「お前が
たくさん打つからだろう!」 まさに自業自得。 試験と一緒。 残念!
〇 「長い」と「永い」は
何が違うのでしょうか? 辞書によれば、『時間的な表現』にはどちらも使うが、「長い」は単にながい
時間を表し、「永い」は永続的な表現なのだそうです。 『春の日永』と『秋の夜長』の使い分けは何?
受験期間は、「長い」はいつかはゴールに行きつけそうだけど、「永い」は『末永いおつきあい』とか
『永い眠りにつく』みたいで、勘弁だなあ。 ちなみに、「長い」の対義語は「短い」だそうです。
『短期合格』ねぇ。 放っといてくれ!
そういえば、長嶋さんが引退セレモニーのスピーチで『わが巨人軍は、永久に不滅です。』と言っていた
けれど、あれから約50年。 来年こそは、阿部新監督のもと「長い」トンネルを抜けて欲しいものです。
ピッチングコーチで内海も戻ってきたし。内海とか長野とか生え抜きのドラ1が、FAの人的保障で移籍し
てから、なんか雰囲気悪かったものなぁ。 きっと、明るいチームになると信じています。
巨人の『長野』は「ながの」ではなく「ちょうの」です。 愛称は「長さん(ちょうさん)」。
『永野』は「ちょうの」とは読まないよなぁ。 永野芽郁 さんは、いい役者さんだと思います。
〇 長さん
「来たか 長さん 待ってたホイ」というフレーズ。 最近、聞きませんねぇ。 富太郎は「ここで一発
打ってほしい!」という時に、必ず打ってくれた長嶋さんのことだと思っていたけれど、ドリフの「いかり
や長介さん」だろうとか、「宴会に遅れてきた課長(部長)をはやす言葉ではないか」とか。 そもそも
いつ頃から言われ始めたのかも判然としませんが、間違いなくありました。 太陽にほえろでは、殉職せず
定年まで勤めあげた叩き上げの「野崎刑事(下川辰平)」の愛称が『長さん』でしたよ。巡査部長の長を
とって「長さん」。 富太郎も『とみ ちょう』と呼ばれていた時期がありました。 ただ「長」ではなく、
調査役の「調」でしたが。 『とみ ちょう。ため息をつくと、幸せが逃げますよ。』と言われた、あの頃。
♪「 あれからぼくたちは 何かを信じてこれたかなぁ・・・タメ息は少しだけ 白く残ってすぐ消えた 」
どこかの政治家さんが『スピーチとスカートは短い方がいい。』と喋って、大ひんしゅくをかっていまし
たが(昔はいろいろな場面のスピーチで聞いたような気もするけれど・・・)、それとはまったく関係なく
今回は、ひんしゅくをかう前に「短め」に終わらせていただきます。 では、また次回。
かつての『髪は 長い友達』というCMを、
最近、やけに実感している 富太郎
(「白髪頭は、大丈夫」だと根拠なく思って
いたのだけれど・・・。 厳しいのぉ。)
フォト/3日(祝)~5日(日)まで
開催される『天下市』のポスター。
5日は「市民まつり」も行われるので、
大学通りは「歩行者天国」になります。
今年はたくさんの人出が予想されます。
4年ぶりに「御神輿」も復活だそうです。
プライムビデオで観た『沈黙のパレード
(ガリレオシリーズ)』も商工会主催の
お祭りが背景になっていました。
あの湯川教授が、馴染みの定食屋で
地元の人たちに打ち解け、なんと子供とも
コミュニケーションが取れるだなんて。
友人の草薙に「子供嫌いじゃなかったのか?」
と突っ込まれると、『苦手なだけだ。
嫌いではない。』と澄まして答えていました。
シリーズのスタート時(助教授だった頃)には、
子供と話した後に手首に赤い斑点が・・・。
『じんましんだ。』と湯川は答えた。
との場面も。(「探偵ガリレオ」第五章『離脱る』)
湯川先生登場から30年弱。時は流れました。
と、そこに作者の 東野圭吾さん 紫綬褒章 受章
の知らせが。 誠に、おめでとうございます。