富太郎の日常116 『日曜夜8時 青春学園ドラマ』

 負けちゃいましたねぇ、侍ブルー。W杯はまだ続いているけれど、なんか終わった気になっているのは、

俄かファンだから? 感動をたくさん、たくさん貰ったのに、申し訳ないことです・・・。

 と、反省しつつ、さあ次は来年9月からのラグビーW杯フランス大会かぁ!スポーツおやじの血が騒ぐ。

 ん?。サッカーからのラグビー・・・。 どこかで見たシチュエーションだと思ったら、懐かしの日テレ

青春学園ドラマじゃないですか。 日曜夜8時。 初期の作品は、夏休みの再放送で見たのだけれど。

 〇 「青春とはなんだ」 1965年 主演 夏木陽介 (原作 石原慎太郎) 

 主人公は英語教師、種目はラグビー。 シリーズ第1作。 石原裕次郎で映画化もされているようです。

 〇 「これが青春だ」 1966年 主演 竜雷太(太陽にほえろ、ゴリさん) ヒロイン 柏木由紀子

 英語教師、サッカー。 林隆三がサッカー部の先輩で、受験に失敗して自殺という回が衝撃的でした。

 〇 「でっかい青春」 1967年 主演 竜雷太 

 市役所職員から、代用教員(体育)へ。ラグビー。 名古屋章が体育部長で、ボクシング対決が印象的。

 〇 「進め!青春」 1968年 主演 浜畑賢吉  

 社会科教師、サッカー。 内容は、ほとんど記憶なし。 1965年から、途切れなく続いていた「青春

シリーズ」はこの作品で(一旦)終了。

 この4作品に女子高生、市の事務員、養護教員役などですべてに出ていたのが、富太郎が会った数少ない

芸能人、岡田可愛。 岡田さんは、1969年にTBS日曜19:30からの「サインはV」の主演で大ブレイク。

「行くわよ!」からの、『稲妻落とし』。 富太郎が中学でバレー部に入る一因に。

 〇 「炎の青春」 1969年 主演 東山敬司 ヒロイン 柏木由紀子 (岡田可愛は出演せず)

 国語教師、(女子)バスケ。 日曜ではなく、月曜夜8時に復活も、10回で打ち切り・・・。

 ガリ勉優等生役の水谷豊が、カンニングで成績が急上昇した同級生にプレッシャーを受け、夜中に職員室

に試験問題を盗みに行くという場面(その同級生も盗みに来ていた)だけが、記憶の片隅に。(この作品?)
 ● 「俺は男だ!」 1971年 主演 森田健作 ヒロイン 早瀬久美
 主人公は高校生なので、「青春学園シリーズ」には位置付けられていないよう。 種目、剣道。
 甲高い声で「吉川君、君はだなぁ・・・!」が耳から離れません。「ウーマン・リブ」真っ盛りの時代。
 先日、訃報報道のあった志垣太郎さんも出演。森田健作がコメントしていましたね。

 〇 「飛び出せ!青春」1972年 主演 村野武範 ヒロイン 酒井和歌子
 英語教師、サッカー。 ひたすら「Let's begin!」の主人公河野先生。

 穂積隆信演じる教頭から「河野君、河野君!」と問題を押し付けられ、サッカー部員片桐からは、「河野

先生よぉ!」を反発され、先生って大変だなぁと。 丸出だめ夫 をやっていた 保積ペペ も生徒役で出演。

 主題歌の「太陽がくれた季節」(歌:青い三角定規)も流行りました。 ちなみに、高校の先生方が文化祭で

『青い三角関数』というバンドを組んで演奏していましたっけ。

 〇 「われら青春!」 1974年 主演 中村雅俊 ヒロイン 島田陽子

 英語教師、ラグビー。舞台は「飛び出せ青春」と同じ『太陽学園』。サッカーをやっていた 保積ペペ が

留年してまだ生徒で残っていて、今度はラグビー部員に。中村雅俊の歌う挿入歌「ふれあい」も大ヒット。

最終回のライバル校との廃部をかけた一戦を、富太郎は修学旅行先の旅館で観ました。負けたけど・・・。

 このシリーズを通して、試合の時の応援歌として流れるのが、布施明の歌う『貴様と俺』

♪「・・・エイコラ GO!GO! やっつけろ 年がら年中 泣かされた どろんこ苦行は なんのため

勝って帰らにゃ 男じゃない」 作詞 岩谷時子  作曲 いずみたく
 この岩谷時子さんは、ご存じ加山雄三「君といつまでも」をはじめ、郷ひろみの「男の子 女の子」、
それこそ「サインはV」の主題歌も作詞しています。♪「V・I・C・T・O・R・Y、サインはV・・・」

 昨今、「男が」とか「女が」というだけで、顔をしかめる人も多々おりますが、吉田拓郎が作詞作曲した

『我が良き友よ』で、かまやつひろし は歌っています。♪「・・・時の流れを恨むじゃないぞ 男らしいは

やさしいことだと 言ってくれ・・・」って。受取り方は人それぞれでしょうが、1975年の歌であります。

 W杯で大活躍した 堂安律選手 が、崖っぷちのスペイン戦を前に語った「この状況を美味しく思う。ここで

燃えない男は このメンバーにはいない。」とのコメントを聞いて、そんな あれこれ を思い出しました。

 最後に、探偵フィリップ・マーロウ。 『強くなければ 生きていけない 優しくなければ 生きていく

資格がない』 作者はレイモンド・チャンドラー。


 目の調子がすこぶる悪く、メガネを作り替えた

 富太郎

 近眼が3度も弱くなっていたんですって。

 これが歳をとるということか・・・。 実感!


 フォト/今年も買った『箱根駅伝2023完全ガイド』

 中大の評価は、「駅伝力順位6位」「今季の勢い

 上向き」だけど、『もう、ひと声!』って感じ。

  毎年楽しみにしていた「要チェック!5000m

 15分ギリ高校生 最新進路情勢」の記事が、

 今年はなんと、載っていない・・・。 残念!


 駒大・大八木監督の「男だろぅ!」は、

 来年も聞けるのでしょうか?





2022年12月09日